金曜日, 12月 15, 2006

風邪のため休業

本日は風邪のため休業。こんなにひどい風邪を引くのはほんと何年かぶり。大学での講義を何とかこなしてから、フラフラになって家に帰ってずっと寝ていたのだが、依然として体はしんどい。年をとった証拠なのかしら。ある程度寝ると目が覚めてしまい、空白の時間ができてしまうので、リリー・フランキーの「東京タワー」を一気に読んだ。じーんと心に染みた。田舎から東京に出て来て、30になっても中途半端な僕と小説の主人公がたびたび重なり、そして、田舎に住む両親のことを思ったりした。うちのおかんとおとんも、リリーさんのに負けず劣らず暖かくて、まっすぐで、子煩悩で、子どものためにエンヤコラがんばって働いてきた。そのエンヤコラの結果が僕である。なんら恥じることは無い。風邪なんぞに負けている場合ではない。この葛根湯が効いて明日目が覚めたら、すっかり熱も下がって、健康優良児の僕になっていますように。

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