木曜日, 3月 26, 2009

花發多風雨 人生足別離

花發多風雨(花ニアラシノタトヘモアルゾ)
人生足別離(「サヨナラ」ダケガ人生ダ)

 これは井伏鱒二による「勧酒」という詩の訳(の一部)。3月は別れや旅立ちの季節。最後のゼミでは、ゴーギャンの1枚の絵(我々はどこから来たのか。我々は何者か。我々はどこに行くのか[Link])から初めて、この4年間の研究について駆け足で発表した。通奏低音は動的なモノの分かり方。研究者として何をどうこだわっているのか、ただそれを伝えたかった。最後に、お世話になったラボへの感謝の気持ちを述べた。そして、昨日は理研最後の日。次のコンピュータ管理者への引き継ぎの仕事をし、チームでの役割を終えた。一抹の寂しさを感じながら、咲き始めた桜を見ながら、理研を後にした。
 この数週間、いろんな出来事があった。妹が母になった。それに伴い僕はおじさんになった。下赤塚から高円寺に移動した。サムライJapanが悲願のV2を達成した(すばらしい試合だった!)。鈴木さん家のイチローは羨望の的になり、小沢さん家のイチローは捜査の的になった。29日の渡米まで、まだまだ何かが起きそうだ。

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