火曜日, 8月 16, 2011

がれき座の向こうの"きぼう"

 帰省中、アクアマリンふくしまのある小名浜に行ってきた。ここには二度訪れたことがあるが、展示の質・量ともに日本屈指の素晴らしい水族館だ。今回の震災で津波の被害に遭い、魚や多くの生き物が命を失った。入り口の消えたままの信号機や壊れたままの倉庫がその惨状を物語っている。しかし、アクアマリンの建物は耐え残った。
 避難先の鴨川でアザラシの赤ちゃんが生まれたことがニュースにもなった(”きぼう”と名付けられた)。7/15にアクアマリンは再オープンした。この日も県内だけでなく県外からも多くのお客さんが訪れていた(観光客ではなく帰省した人たちなのだろう)。
 がれきで作ったステージの向こうに、いわき復興のシンボルとして、福島の希望として、アクアマリンは立っている。

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