土曜日, 9月 30, 2017

秋晴れの日

 昨日は、「これぞ秋晴れ」というような気持ちの良い日だった。余君との論文を国際会議に投稿して、ひと段落したということもあるのだろう。
 午前は、学生たちと議論して出てきたアイデアを形にすべく、システムを作るためにある企業に連絡をとった。そして、久しぶり大学の本屋さんにふらりと立ち寄り、面白そうな本を探して回った。
 午後は、自分の論文を少し直した後、講演依頼を受けた高校の先生と打ち合わせをした。並列に走っている研究とこれから始める研究を絡めつつ、成果としては分けつつ、うまく回すための方策をあれこれと考えた。
 自由に研究できるということは、本当に幸せなことだと感じた1日だった。
 

金曜日, 9月 15, 2017

ネットワーク効果

 これをネットワーク効果というのだろう。「〇〇さんから笹原先生の話をうかがって、...」というような感じで、最近、いろんな方から講演依頼をいただくようになった。研究者としては大変ありがたいことなので、スケジュールの許す限りお引き受けするようにしている。
 先々週は、構造計画研究所の方からお声がけいただいて、KKE Vision 2017というイベントで計算社会科学の話をすることになった。ちなみに、基調講演は田原総一郎さんだ。
 昨日は、愛知県のある高校から講演依頼が来た。将来を担う高校生の前で話せる機会はまたとないので、喜んで引き受けることにした。
 そして、本日は、JAWS 2017という合同シンポジウムで招待講演をすることになっている。が、発表資料がまだできていない。話の流れは考えてあるので、資料を新幹線の中で作ることなる... orz。
 この発表が終われば、「論文や本の執筆に集中できる」とか、「本棚の肥やしになっているあの本が読める」とか自分に言い訳をして来たが、どうやらそれは通用しないようだ。

土曜日, 9月 09, 2017

テキストアナリティクスシンポジウム

 吉祥寺にある成蹊大学で開催された、テキストアナリティクス・シンポジウムに参加してきた。しばらく高円寺周辺に住んでいたので、しばしば吉祥寺には遊びに行ったものだ。吉祥寺は懐かしいような懐かしくないような。
 今回はM1の余君が初めての研究発表をした。彼は中国からの留学生なので、日本語で論文を書くのも大変だし、日本語で発表するのも大変だ。それでも、しっかり研究に取り組んでしっかり結果を出してくれたので、修正するのは時間はかかったものの、それほど大変ではなかった。論文はこれ
 まだまだ言葉に不自由があるし、学会経験も少ないので、本人曰く思ってたほどにはうまく発表ができなかったようだが、僕はなかなかいい発表だったと思う。これからが楽しみな学生だ。
 研究会自体は、大学関係者だけでなく企業の人も多く参加していて、小さい研究会ならではの面白さがあった。何よりも、普段出会うことができないような多様な人たちとのコネクションができたのは収穫だった。