日曜日, 11月 30, 2025

霜月から師走へ

 計算社会科学の第7回目の講義が終了した。新規に開講した講義のため、毎週スライドを一から作成する必要があった。東大で同名の講義を担当していたので素材はあるものの、内容の古さや学問の進展もあり、実質的にはほぼ作り直した。

 2Qの「ビジネスデータサイエンス」も新規開講で、毎週スライドを作る忙しさは同様だったが、あのときは負荷を感じなかった。しかし、夏休み期間中もイベントが目白押しで、心の準備ができないまま始まった3Qは、正直こたえた。

 この「こたえた」理由の中で、院試対応の比重は小さくない。しかし先週、社会人入試も無事に終わり、主任としての最大の山場は越えた感がある。大きなトラブルなく主任業務をこなしつつ、これからは研究にギアを入れていく。師走が来る。

日曜日, 11月 23, 2025

昭和レトロ

  紅葉を見るがてら、玉川温泉に行ってきた。自宅からは高速を使って1時間ぐらい。高速道路を降りて温泉に向かう道すがら、紅葉が見られるかと思ったけど、運転しながらはそんな余裕もなく、家族もみんな寝ていた...zZZ

 この温泉はもとは村の保養センターだったそうだが、温泉道場に経営が変わってから、昭和レトロをコンセプトに、今のような形態になったそうだ(「地域を沸かす」というこの企業の理念のはセンスがよいですね)。

 お風呂は、もともとの内風呂と後から作ったであろうと展風呂の2つだ。泉質は少しトロっとした感じで匂いはない。泥パックがおいてあって、子供たちがむらがってパックしていた(若いので必要ないと思うけど)。

 施設内には昭和時代のモノがたくさんあって、懐かしい感じがする。「懐かしい」と表現したが、私も昭和最後の方の生まれなので、実はこんな風景がかつてあったかどうかは、記憶にない。なので、子供たちとっては、「レトロ」ではなく「モダン」なんだと思う。

 食事メニューも昭和を意識していて、揚げパンなどの当時の学校給食のメニューがあったり、金魚鉢パフェがあったり。食事メニューはどれもおいしそうで、私は季節限定のきのこたっぷりご膳、妻は親子煮御前、息子は豆乳うどん、娘はお子様カレーをいただいた。どれもおいしかった。

 お目当ては紅葉はあまり見られなかったが、ちょっとした小旅行を感じるお出かけだった。



火曜日, 11月 04, 2025

とっぱらう

  やらなきゃいけないことは山積、雑務と雑務の間にかろうじて仕事をしている感じがして、気分もよくない。そんな中、目に留まったのが本書「とっぱらう―自分の時間を取り戻す「完璧な習慣」(ジェイク・ナップ (著), ジョン・ゼラツキー (著), 櫻井祐子 (著))」。

 「多忙中毒」と「無限の和泉」。私がはまっているのもこれだ。紹介されている技はいちいち納得がいくものだ。まだ読んでる途中だが、参考になった行動をメモする。

  • やることリストのほとんどは他人のための仕事
  • ハイライト→レーザー→チャージ
    • ハイライト(最優先事項かつちょうどいい目標)を選び、予定をブロックする
    • レーザーモードに入り、集中を維持する(気が散るものは削除)
    • 疲れる前にコーヒーを飲む
  • 注意の切り替えを減らす
 Gmail、Slack、Discordなどは、開くと何かしら自分に関係のあるメッセージがあるので、反応したくなるが、「ほとんどは他人のための仕事」。
 スマホが気になって、今という時間を楽しめないのは、不幸以外の何物でもない。いっそのことiPhoneなどなければ、電車の中も読書のための有意義な時間となる。多忙中毒と無限の和泉に関わるものは、とっぱらうことにしよう。