理研の紀伊國屋でLoving The Mahine: The Art and Science of Japanese Robotsという本を見つけて、あまりの格好良さに衝動買いしてしまった。日本のヒューマノイドロボットの歴史がカラーの写真付きで紹介されていて、アトムやガンダムは勿論、アシモやアイボ、攻殻機動隊SSCの宣伝用のタチコマを作ったロボットクリエーター高橋さんのロボットたちなどが紹介されていた。古いものでは、日本のからくり人形や学天則というものすごい哲学のつまった東洋初のロボットなども載っていて、眺めているだけでもとても楽しい。
ロボットが人並みの認知を持つことはなかろうが、出勤の足ぐらいになる日が来るだろうか。思考戦車のタチコマに乗って出勤、あるいは、ランドウォーカーに乗ってお買いもの。ちょっと、物騒か。。。ちなみに、ランドウォーカーはすでに動くやつが作られていて、先月、国立新美術館で目にした。写真のこいつが大暴れしていて、逃げ惑う観客もなんのその、エアーガンをバンバンぶっ放していた。ただし、残念ながら足はすり足でした。やっぱり、まだ車の延長なのね。
火曜日, 2月 27, 2007
月曜日, 2月 12, 2007
恐るべき生成系
芸術、音楽、文学、スポーツ、分野を問わずその表現に触れたとき、得も言われぬ高揚感を感じさせる人たちがいる。彼らに共通しているのは、恐るべき生成系の持ち主だということだ。自分を表現したいという強い衝動、しかし彼ら彼女らにとっては息をするのと同じぐらい自然な行為の継続は、相対性理論やゲルニカ、Let it beや坊ちゃん、氷上の美イナバウワーなど、彼ら彼女らなりのやり方で新しい表現を生み出してきた。「これは正しいのだろうか?」とか「他人の目にはどう映るのだろう?」などという認識系はさておき、彼らの内燃機関は表現を生み出し続けた。こんな科学者がいたら格好いいと思う。ノートパソコン1台 さらしにまいて、あちこちの研究所を放浪する野良コンピュータサイエンティスト。今までになかったような切り口で研究を表現して、所内にギャフンがこだま する。そして、「せめてお名前だけでも。。。」と言われて、「名乗るほどのものではありません」と言い残して風のように去って行く。それは言い過ぎとしても、生成系≫認識系が高いレベルで成立する研究者になりたいものだ。生成系がアクセルで認識系がブレーキだとすると、とりあえずアクセルをベタ踏みで。
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