水曜日, 2月 23, 2022

知の創生のためのお金と時間を

  新学術の領域会議で発表をした。この新学術は「言語進化」をテーマとしたもので、僕が修士課程までやっていた物理学をやめて、博士課程から取り組んだのがこのテーマだ。ポスドクになってからも、データ分析が中心になったが、このテーマに取り組み続けた。

 あの時に読んだ本や論文が、今の自分の研究の幅につながっている。ティンバーゲンの4つの質問、動物行動学、オートマトン、鳥のさえずり、発達と進化、音声分析、ネットワーク。いろいろなことを学んだ。

 そして、好きなことを続けていると、何とかなるものだ。今振り返ると、なんと無謀な🥶という感じがするが、自分が面白いと思うものに我武者羅にやっただけだ。大学教員になる将来しか頭の中にはなかった。

 領域会議での若手研究者の発表を聞くと、みんな素晴らしい研究で、パブリケーションもしっかりとしている。これからの科学を牽引していく優秀な人たちだ。分野を超えたコラボレーションから、新しい知が生まれつつある。

 こうした知を創生するためのお金と時間を大学から奪わないでほしい。

月曜日, 2月 07, 2022

自分のための時間

 2/6(土)にデジタルマーケティングの講義を終えた。レポートの採点が終われば、2021年度の授業は終わり。社会人学生が相手なので、夜ゼミはこれまで通り継続する。

 昼のゼミ(中国人留学生3名(名大2名、東工大1名))は、先月末で一旦終了。議論の希望があれば、時間をとって個別にやる。

 夜ゼミに参加していた名大M2の学生は、一気に研究をまとめ上げた。今週の修士論文発表会を終えれば、無事卒業となる。コロナ禍かつ遠隔での研究指導は苦労の連続だったが、最終的には目覚ましい成果を上げたので、本当に良かった。

 今年の4月には一気に研究室メンバーも増える予定。そして9月には、名大生が2名(残り全員)、東工大生が1名卒業する予定で、翌年3月にはさらに2名の東工大生が卒業予定。

 目の前に降ってくる仕事をがむしゃらにこなし続けた2年間だった。4月がはじまるまでは1研究者に戻り、できるだけ余計な仕事はセーブして、自分がやりたいことができるようにしたい。誰かのためではなく、自分のために時間を使いたい。