月曜日, 9月 26, 2011

検証 東日本大震災 そのときソーシャルメディアは何を伝えたか?

 東日本大震災の際、電話や携帯はほとんど機能しなかったのに対して、インターネットは比較的安定して機能し、特にソーシャルメディアが大きな役割をしたことがその後の調査で明らかになっている。「大震災とソーシャルメディア」をテーマとした本は様々があるが、本書は在外邦人からの視点で書かれているのがおもしろい。著者は僕も1年ほど通ったUCLA出身のブロガーで、ソーシャルメディア革命という本も書いている。海外でどのような反応があったのかが興味深かった。
 先日の台風の際も都心ではやはりTwitterが有効だった。鉄道会社のホームページを見るよりも早く電車の運行状況がTwitterのタイムラインに流れた。車掌さんが気の利いたツイートをして乗客なごませたということもあった [Link]。これからますますソーシャルメディアはリアルを変えていくのだろうなあ。



 こちらもお勧めです。


火曜日, 9月 20, 2011

自炊

 念願のスキャナ付きのプリンタを購入した。自宅にある大量の雑誌や本を裁断してスキャンしてPDFにしたかったので(いわゆる”自炊”)、ADF付きの機種を探していてEPSONのEP-904AとbrotherのDCP-J925Nで迷ったが、店員さんの説明を聞いてコストパフォーマンスのよいbrotherに決めた。
 さっそく自宅のMacを無線LANで繋いでみたが、トラブルもなく順調に動いている。スキャナの使い心地もまずまず。試しに今年の物理学会誌の記事を片っ端からPDFにしている。
 写真印刷のきれいさが売りの6色インクのプリンタもあるが、よくよく考えてみると、きれいな写真を印刷するのは年に数えるほどで、ちょっとしたものを普通紙に印刷することがほとんどだ。「必要充分な高画質を最低限のコストで実現できるプリンター」というborherの宣伝文句は最もだと思う。DCP-J925Nはヨドバシカメラで22,000円だった。一体型も安くなったものだ。




水曜日, 9月 07, 2011

国宝松本城

 学会に参加した後、市内を散歩しつつ松本城を見学してきた。すっかり秋めいてきた青い空に天守閣がきれいに映えていた(Link)。現存する城のうち天守閣が残っているものは少なく、国宝は松本城を含め4つしかない。
 天守閣の中の階段の傾斜はかなり急で、最上階の6階まで上るのは結構体力がいる。最上階から市内を見渡すと、かつてはここが一番高い場所だったのだろうが、今ではもっと高いのっぽの建物が見える。お殿様が現代にタイムスリップしたら何と言うだろうか。ちなみに松本藩の初代藩主は石川数正だそうだ。徳川から豊臣に謎の寝返りをした知将だ。



 散歩の仕上げは旧開智学校。町民の寄付によって出来た町民のための学校で、こちらは重要文化財に指定されている。和洋折衷の古くて美しい建物だ。かつての学び舎の雰囲気が伝わってくる。
 松本市内は倉を改装したお店があったり古い街並が残っていて、散策するのが楽しい。


月曜日, 9月 05, 2011

ソーシャルメディア炎上事件簿

 最近ではTwitterは馬鹿発見器と呼ばれている。つい先週も製薬会社のある女性が、睡眠導入剤のハルシオンを飲み会で上司の酒に入れたなどとTwitterに書き込み大問題となった [Link]。
 この本はこのようなソーシャルメディアでの不注意な言動が原因となって炎上し、社会的問題にまで発展した事例をパターンに分けて紹介している。また、個人や企業が炎上を防止するための対策についても述べている。なかなか面白かった。
 TwitterやFacebookなどは簡単に利用できるだけに、ついその拡散力のことを失念し不用意につぶやいてしまう。対面のコミュニケーションと違い、後になってから「言い過ぎました」とか「言葉が足りませんでした」などと謝っても受け入れられづらい。ソーシャルメディアのおける一語の重さを念頭に置くべきだろう。