土曜日, 9月 26, 2015

帰省、講演、作文

 1ヶ月遅れで夏休みを取り、家族で実家に帰省した。今回は子どもを連れてのロングドライブなので、途中でギャン泣きするのではないかと心配していたが、割とおとなしく寝ていた。お盆シーズンと違って高速道路は空いているし涼しいし、これからはこのパターンが良さそうだ。だいぶゆっくりできた。
 さて、帰省から戻ってすぐ基盤研究公開セミナーで「計算社会科学の試み:ソーシャルデータで読み解く人間行動の複雑性」と題して講演をした。しっかり準備をして臨んだので、思いのほか少ない聴衆にちょっと残念だった。それでも、同じ専攻の先生方が参加して質問もしてくれた。たまたま参加していた企業の方も興味を持ってくれたようだった。惜しむらくは、計算社会科学に興味をもった見所がある学部生をリクルートしたかったのだが、学部生は来ていないようだった。鍛え甲斐のある学生がほしい。
 兎にも角にも9月のメインイベントはこれで終了したので、10月〆切の仕事に取り掛かる。論文の再投稿1つと科研費の申請書類。どちらも前回の失敗を教訓にして。

火曜日, 9月 15, 2015

私のブックマーク

 同僚の先生から依頼を受けて、人工知能学会誌の原稿「私のブックマーク」を執筆した(2015年11月号に掲載)。テーマは私の専門の「計算社会科学」。
 執筆に要した時間は2日ぐらいだが、下調べや準備に時間を要した。恥ずかしながら、専門といいつつ、知らないことや不正確にしか理解していないことが山ほどあった。自分の不勉強さを思い知らされた。
 それでも、自分の知識や理解のあやふやな所を1つひとつクリアーにしていくこの作業は、大変ではあったがとても勉強になった。25日の公開セミナーにむけて、いい頭の整理になったし、近い将来、このテーマで本を書いてみたいと思った(そのためには、まず、自分の研究が売れる必要があるが...)。

金曜日, 9月 11, 2015

進捗のコツ

 夏休みに入ってから約1ヶ月かけて修正した論文をようやく再投稿した。メジャーリビジョンの判定が来たのは2月だが、査読のコメントが手厳しいものが多かったので後回しにしていたら、別の仕事が入ってきて全く時間が取れなくなってしまった。
 最初の2週間はなかなかコツがつかめずいたずらに時間だけが過ぎたが、残りの二週間、根詰めて何とか間に合わせた。もらったコメントには誠実に正確に回答したと思う。今度こそ吉報がほしい。
 本来ならば新しい研究に力を入れたいところだが、もう一本直さなけらばならない論文と、依頼原稿、そして、情報科学研究科主催のセミナーの発表がある。とりあえず依頼原稿を完成させたら小休止だ。
 僕が仕事で詰まってなかなか進捗がない中、息子は寝返りが出来るようになり、確実に進歩している。息子にコツを教わることにしよう。