金曜日, 4月 30, 2021

現代思想

  現代思想2021年5月号(陰謀論」の時代)に寄稿した記事が掲載された。タイトルは「フェイクニュースと情報生態系の進化」。最近のデータ分析の結果も交えながら、情報生態系の理解に計算社会科学のアプローチが必要であることを書いた。他の特集記事も面白そうなので、目を通したい。

 執筆依頼を受けた時は、授業の準備で死にそうになっていることは目に見えていたので、丁重に断ろうかと思った。しかし、このテーマで断るのは研究者失格のような気がして、引き受けてしまった。ある程度ストーリーラインは見えていたので、ギリギリの判断だったけど。

 執筆依頼がよく来るようになった。ありがたいことだ。しかし、毎度似たようなことを書いている気がして、しばらくはお休みにして知識を充電したい気分だ。招待公演や取材・インタビューもそう。

 現時点で本の執筆が2つ、翻訳が1つ、すでに決まっている。体は1つしかない。授業と研究をすることがメインの仕事なので、建前上は余暇でやることになるのだが、余暇なんてない...。

水曜日, 4月 21, 2021

いいリズム

  このところ問い合わせが多い。講義やゼミの聴講希望、大学院の進学希望、研究員の希望などなど。何十人も希望が殺到する人気研究室というわけではないが、興味を持ってくれる人が増えることは喜ばしいこと。助教の時は学生が全く来なくて、大変だった。

 4月から技術支援員が2名来てくれたので、事務作業や研究のサポートをしてもらえるのはとても助かる。昨年度は予算管理を自分でやらなければならず、予算を使うごとにそれを処理する作業が発生し、とても研究どころではなかった。色々と手続きも間違って、4月中旬にようやくトラブルが解消した。

 新年度で色々と忙しいが、ようやくやりたいことができる地盤を固めるチャンスがやってきた。学位をとってから20年の節目も近づいてきた今日この頃。あの頃なりたいと思っていた科学者には全然なれていない。今年が勝負の年か。

 

日曜日, 4月 11, 2021

Re: 新学期スタート

  新型コロナ第4波の最中、2021年度の新学期が始まった。去年のブログを見直したら、同日に緊急事態宣言のことを書いていた。もはや授業もゼミもオンラインがデフォルト。対面でやる方が一大事な感じだ。すっかり感覚が変わってしまった。

 去年の今頃は、自転車で八事の坂をえっちらおっちら上り、名大のラボに出勤していた。そして、学生も誰もいないラボで、Zoomに向かって話しながら講義ビデオを撮影していた。その時の講義ビデオの遺産を使って、今年は名大の非常勤講師として計算情報学12を担当する。

 東工大では数理情報分析基礎IとIIの講義をこの1Qと2Qで担当する。苦しみながら楽しみながら、講義資料を1から作っている。学生はとてもモチベーションが高いので、講義をするのは楽しい。しかし、それだけ求められるレベルも高いので、入念に準備をしなければならない。

 山ほど雑務があるが、今年度はアシスタントが2名いるので、昨年のようなことにはならないと期待している。研究、執筆、翻訳、学生の指導、雑用雑用雑用...。夏休みまで溺れずに辿り着けるか。