土曜日, 1月 21, 2023

テレ東大学と東京科学大学

  昨年末、テレ東大学というYouTubeの番組の出演した。撮影日は12/14。撮影場所はお台場で、院生のときに住んでいた国際交流館のすぐ前にある建物だった。

 昔は「船の科学館駅」という名前だったが、「東京国際クルーズターミナル駅」と名前が変わっていた。コロナでずっとターミナルが使われていなかったそうだが、ちょうどその日、船が来ているようだった。

 ひろゆきとか成田さんとかが出演したものは数10万再生、100万再生なので、それと並ぶと、数万再生の私の動画は「(再生数が)伸びなかったね」とバッサリされるだろう。私はユーチューバーではないので、一向にかまわないが。

 幸いなことに、見てくれた人からは比較的好意的なコメントをもらった。大学時代のサークルの先輩から、「笹原君、見たよ」とメールをもらったりもした。 御笑覧ください。

 そうこうしているうちに、私の所属する大学は、東京工業大学から東京科学大学になるらしい。東京医科歯科大学と合体して、医学、工学、理学が融合するので、まとめて科学にしたのだろう。英語名は、Institute of Science Tokyo。なんかしっくりこない。

月曜日, 1月 09, 2023

Monbellと珈琲

  最初にディープフェイクの新書の執筆依頼をいただいたのは、2021年1月。CRESTが12月に採択され、ちょうど関心が出てきていたので、執筆を引き受けた。しかし、ポルノやプロパガンダ以外のディープフェイクの話題が見つからず、本としてまとめるには、どうしたものかと、頭をなやませていた。 

 インプットはするものの、なかなかストーリーも構成も決まらず、本をすらすら書ける状態には程遠い状態が続いた。そんな流れが変わったのが、2022年8月以降の画像生成AIの一大ブームだ。これで一気に流れをつかんだ。

 とはいえ、大学で授業をもちつつ、雑用もこなしつつ、プロジェクトの研究も進めつつ、別の講演・執筆の依頼もこなしつつなので、精神的にはかなりきつかった。「執筆しなければ」というプレッシャーを抱えて、旅行や帰省もしなければならなかった。

 編集担当者にはご迷惑をおかけしたが、12/31(正確には1/1早朝)についに脱稿した。いったん書けるフロー状態になると、自分の体が別の生き物のように動き出し、一気に進む。執筆は42.195キロのフルマラソンみたいなものかもしれない。いくつか寄稿依頼が残っているものの、先の苦労を思えば、何ということはない。(ただし、しばらくは、執筆依頼は遠慮する)

 この連休、自分へのご褒美も兼ねて、Mon-bellのダウンと珈琲豆を買った。なかなかいいお値段するが、そのぐらいの贅沢は許されるだろう。この連休が実質的な冬休みになった。


火曜日, 1月 03, 2023

小吉モードで

  1/1早朝まで執筆をして脱稿してからは、正月休みモードでだらだらしている。いや、それが普通のことなんだけど。

 休みになると、子どもたちと過ごす時間も増えるので、「こんなこと言えるようになったんだ」とか「こんなことできるようになったんだ」と感心する瞬間が多々ある。

 子どもたちと遊んだり、ただぼーとするのも悪くない。ぽたぽたとコップに水が溜まっていくかのごとく、やる気が少しづつ溜まっていく。あれしたい、これしたい、と。

 今年のおみくじは小吉だった。これまでは「大吉でなければ」などとどいう変なプレッシャーでがんばっていたのかもしれない。しかし、小吉結構、ばんばんざい。肩の力を抜いて、前に進む。いちいち人の評価など気にしない。小吉モードで。

 

日曜日, 1月 01, 2023

あけおめ 2023

  明けましておめでとうございます。コロナになってからの3回目の新年です。今年こそ、自分の手を動かして研究をしたい。そんな思いを強くした新年です。

 盆も正月もなく、ずっと執筆に追われていましたが、たった今、脱稿しました。まだ編集やチェックの作業は続きますが、白紙と睨めっこして、一文字も出てこない恐怖とはおさらばです。

 こんな時間まで作業していたので、本当に良い内容の新書になったのかは、改めて読んでみないとわかりませんが、ひねり出した言葉で、わかりやすいストーリーを紡いだと思います。時間がたつと、あれが足りない、これが足りないという焦りがこみ上げてきそうな気もしますが。とにかく、やれることはやった。

 元旦の今日ぐらいはゆっくりしたいが、締切を超過している原稿が...。しばらく執筆の仕事は遠慮したい。