月曜日, 5月 19, 2025

49

 昨日誕生日を迎え、49になった。ここまであっという間だったような、ものすごく時間がかかったような。40を過ぎてからは、時間の過ぎ方がえげつなく早く感じた、それだけは確かだ。光陰矢の如し、とはよく言ったものだ。

 あれやこれや、いろんなことに関わり過ぎて、やりたいことに時間が割けなくなっていることは常態化している。これを期に、やりたいことに優先順位をつけ、断捨離をしようか。

 One thing at a time. それが自分には似合っている。 

土曜日, 5月 03, 2025

髀肉之嘆

  髀肉之嘆。劉備の発言が故事になったことは知られている。今の私を指し示す言葉であるかもしれない。

 科学をせず、「消防ホースで水を飲むがごとく」のサムシングエルスをこなしている。「これで科学者と言えるのか?」「いや、とにかく組織のためにやるのだ。」ナイフのような声がやってきては消え、消えてはやってくる。

 中野のコワーキングでこの文章を書いている。この辺りは15年ぐらい前、公募の書類を郵便局に出しに行くついでに、よくジョギングしたものだった。あの頃、科学者としての自信と不安の揺れる気持ちを抱えて、走っていた。すっかり、中野駅の周辺は変わってしまった。自分は定職についた。しかし、文字通り髀肉之嘆を地で行く自分がいる。

 何か全く関係ない新しいことに挑戦することからはじめようか。それで脾肉が減るならなお結構(外食・惣菜ばかりでなく、ちゃんとした食事をとらないと)。