この温泉はもとは村の保養センターだったそうだが、温泉道場に経営が変わってから、昭和レトロをコンセプトに、今のような形態になったそうだ(「地域を沸かす」というこの企業の理念のはセンスがよいですね)。
お風呂は、もともとの内風呂と後から作ったであろうと展風呂の2つだ。泉質は少しトロっとした感じで匂いはない。泥パックがおいてあって、子供たちがむらがってパックしていた(若いので必要ないと思うけど)。
施設内には昭和時代のモノがたくさんあって、懐かしい感じがする。「懐かしい」と表現したが、私も昭和最後の方の生まれなので、実はこんな風景がかつてあったかどうかは、記憶にない。なので、子供たちとっては、「レトロ」ではなく「モダン」なんだと思う。
食事メニューも昭和を意識していて、揚げパンなどの当時の学校給食のメニューがあったり、金魚鉢パフェがあったり。食事メニューはどれもおいしそうで、私は季節限定のきのこたっぷりご膳、妻は親子煮御前、息子は豆乳うどん、娘はお子様カレーをいただいた。どれもおいしかった。
お目当ては紅葉はあまり見られなかったが、ちょっとした小旅行を感じるお出かけだった。