日曜日, 5月 24, 2015

新生児は抑えのエースである

 新生児はさながら抑えのエースである。抑え投手の球種はストレート、カーブ、フォークの3つほどだが、配球と組み合わせが絶妙で次の球を読ませず打たせない。
 ストレート→ミルク、カーブ→うんち、フォーク→抱っこ、とすると、まさに緩急自在に親の予想を外してくる。抱っこしてほしいのかとユサユサしているとうんこを漏らしていて、おしめを替えても泣き止まないと思ったら腹ペコでかつ眠いとか。まったく手がかかると思っても、こんな笑い声をされてはたまらない。[Link
 子どもが生まれてから、生活も考え方もずいぶん変わったなと思う。先日39歳の誕生日を迎え、人生の折り返しである。何を頑張って、何を頑張らないべきかを考え、メリハリのある楽しい人生を過ごしたい。そして、子どもと一緒に成長できるように、頭も体も毎日メンテナスしないと。
 鴻志に初めての絵本を買った。

金曜日, 5月 15, 2015

今日は金曜だけど、日曜日よりの使者

 久しぶりにブルーハーツとハイローズが聴きたくなって、Tsutayaでベスト盤を借りてきた。確か博士論文を書いている時もこの曲を聴いていた。
 基本的にはスタンダードなロックが好きだが、いつしかパンクっぽいのも好きになった。曲の複雑さや演奏技術も音楽の重要な要素だが、単調であるにもかかわらず、とてつもない個性が光る甲本ヒロトの楽曲を聴くと、要はハートなのだと気づかされる。
 人生万歳、頑張れガンバレでもなく、盗んだバイクで走りだすほど世の中を悲観はしていない。偽善だ欺瞞だと言っている暇があったら、ひたいに汗して働き、ビールを飲んで寝る。そういう力の抜けた感じ。
このままどこか遠くつれてってくれないか
君は君こそは日曜日よりの使者 
適当な嘘をついてその場を切り抜けて
誰一人傷つけない日曜日よりの使者
気のせいか「日曜日よりの使者」をかけて抱っこをすると、鴻志がよく寝る。

 

 

日曜日, 5月 10, 2015

3時間に分割された生活

 鴻志が生まれてから生活は激変した。3時間おきにオムツを交換し、ミルクを飲ませ、抱っこしてまた眠らせないといけない。ぐずって眠らないことや、なかなか泣き止まないこともある。親の都合など関係なしに、ミルク・オムツ→寝る→ぐずる・泣く→ミルク・オムツ→寝る→...のサイクルは回る。
 6時間睡眠なんて夢のまた夢。妻と二人で格闘と寝不足の日々は続く。しかし、ほんの束の間見せる「笑顔」を見ると、疲れも吹っ飛ぶ。[Link]
 鴻志のリズムに合わせ、寝たことを確認したら3時間仕事に集中する。自分のことを鴻志のサイクルにうまく合わせるのが、親としての仕事と研究者としての仕事を両立させるコツだ。ミルク・オムツ→寝る→(今のうちに仕事)→ぐずる・泣く→ミルク・オムツ→寝る→(今のうちに寝る)...
 案外生産性は上がっている気がする。月曜の3コマ連続の講義は体力的にしんどそうだが...。

日曜日, 5月 03, 2015

ひとり鴻志祭

 ここ数日、夜な夜なひとり鴻志祭を開催している。なんてことはない、発泡酒を飲みながら息子の写真と動画を見ているのだ。もうかわいくて仕方ない。ついつい飲みすぎてしまって、手酌で二日酔いになるという...orz
 一ヶ月検診が終われば外出できるようになるだろうから、新緑の公園を家族で散歩したい。その前にやらなきゃならない仕事を片付けてしまわないと。
 今日の鴻志は、笑っているような表情をたくさん見せた。

水曜日, 4月 29, 2015

鴻志が生まれました

 2015年4月28日、長男の鴻志(こうし)が誕生しました。母子ともに元気で、ホッとしております。鴻鵠の志で真っ直ぐな人に育ってほしい、という願いからこの名前にしました。私の両親と妻のお母さんも鴻志に会いに来てくれました。
 3,614グラムの大きな子で、普段はおとなしいのですが、今日はおっぱいが上手に飲めなくてギャン泣きしたそうです。
 さっそく親バカぶりを発揮して、写真を撮りまくっています。





















日曜日, 4月 19, 2015

いけてる財布とメモ帳

 ウェブの記事でabrAsus(アブラサス)「薄い財布」が紹介されていて、とてもいいなと思った。今の財布はPaul Smithのもので、多分10年以上は使っている。当時の彼女(今の妻)に誕生日プレゼントでもらったものだ。経年劣化で小銭入れ部分のホックがバカになっていて、すぐホックが外れて小銭をぶちまけてしまう。
 abrAsusが作っている製品は、どれもガジェット好きの心をくすぐる。「保存するメモ帳」は、普通のA4の用紙を折ってメモ帳として使うというもので、発想が面白い。メモを取る場面でよく経験するのが、紙はあるけどペンがないとか、ペンはあるけど紙がないという状況。常にどちらもこれに入れて持ち歩けば問題は解決する。
 そして、折ったA4用紙の全ページを書き終えたら、広げてA4サイズにもどし、そのままバインダーに綴じたり、スキャナーでPDFにしてEvernoteに入れれば良い。
 財布はいいお値段がするのですぐには手が出ないが、メモ帳は常日頃から使えそうだから買ってもいいかな。ポチッとな。

水曜日, 4月 15, 2015

新学期感

 新学期が始まったというのに今年はあまり新学期感がしない。ボタンの掛け違いというか歯車がかみ合っていないというか、「何か違うんだよな」と。
 それでもやらなきゃいけないことは、やらなきゃいけないわけで...。講義をこなし、ラボのセミナーをこなし、新しい研究の打ち合わせをこなし。ずっと自分を苦しめているこの論文も、今月中にメドを立てないと。
 せめてアップテンポの曲で自分に発破をかけ、アドレナる。



木曜日, 4月 02, 2015

私が上昇!?

 今年度は科研費に落ちてしまった...orz。若手Aに挑戦し、申請書もよく書けたと思ったのだが。ショックはかなり大きいが、力不足ということなので仕方がない。長い研究者人生、いいこともあれば、悪いこともある。
 大学からいくらかのバックアップと財団の助成金がいただけるので、とりあえずジリ貧は免れた。分担になっている科研費が当たる可能性もある。来年度の申請は、この書類をブラッシュアップして出すだけでなく、ポートフォリオを組まないと。
 昨日からTwitterのタイムラインには科研費に関する悲喜交々のツイートが流れていて、中には、「科研費が落ちたのではない。私が上昇したのだ。」と、孫さんのツイートをもじったものが多数リツイートされていた。寒い...。
 寒いと思っていたら、本当に風邪を引いてしまったようだ。体と頭をしっかり休めて、まずは論文2本の再投稿と来週からの講義に備えることにする。

月曜日, 3月 30, 2015

ガツガツ

 インド工科大学の3年生だと名乗る人物からメールが来た。自分がいかに優秀でやる気があるのかを記したCV が添付されていた。この論文で僕のことを知ったとかで、2015年5月から7月まで研究プロジェクトの仕事はないかと尋ねている。航空チケット代は奨学金を当てるから、この3ヶ月間有給で仕事をさせてくれ、ということだと思う。
 しかし唐突過ぎるだろう。全く面識もないし、第一、この論文のどこに興味をもったのかについても言及がない。博士号取得を目指していて研究経験が大事だ云々など、自分のことは書かれているが、どうしてこの研究室なのかに関する説明がまったくない。多分、片っぱしからメールを送っているのだろう。
 でも、このガツガツした感じは嫌いじゃない。むしろ、うちの学生にもこのガッツがほしいぐらいだ。

日曜日, 3月 22, 2015

桜の蕾

 近くの螺貝公園は知る人ぞ知る桜の名所だ。桜が咲くと夜にライトアップをしてとても綺麗だ。今日、駅へ向う途中に見たところでは、蕾がすでにピンク色になっていたので、来週には咲き始めるのだろう。春である。
 大学にはすでに「ご入学おめでとうございます」の看板や垂れ幕やらがたくさんあって、間も無く新入生が入ってくるのだなという実感が湧いてくる。新学期である。
 2015年度は実りある年にしたい。まず論文にすべきものは全て論文にする。新しい研究を軌道に乗せ、自分が納得のいく面白い研究をしたい。担当する講義も講演も納得のいくものにしたい。そして、いい学生が研究室に来てくれるといいなあ。

月曜日, 3月 09, 2015

稲盛財団研究助成

 2015年度の稲盛財団研究助成に採択された。助成金額は100万円。応募総数は462件で、自然科学が40件、社会科学が10件、2年連続助成が1件の計51件が選ばれた [Link]。
 研究題目は「生物の行動系列データのモデリング手法」で、これまで研究してきた形式言語やネットワークを用いた系列データの分析手法を大幅に発展させるのが目標だ。送られてきた書類には審査員の甘利先生のメッセージが同封されていて、そこには「非常に意欲的なので今後の展開が楽しみである」と書かれていた。うれしいコメント。
 助成金を有効に活用して研究に邁進したい。

木曜日, 3月 05, 2015

10年ぶりのお台場

 約10年ぶりに帰ってきた。かつて濃厚な時間を過ごした東京国際交流館へ。正確に言うと、インタラクション2015で学生が発表をするので、会場の日本未来科学館に来ている。交流館はそのすぐとなりにある。
 東京テレポート駅から昔よく歩いた道を通って交流館まで歩いた。思っていたよりは感慨深いものがなかった。10年という年月のせいだろうか、寝不足と花粉症で疲れているからだろうか。
 仕事が山積で明日は来客もあるので、僕はこれで名古屋に帰る。来年はこの学会には出ないだろう。

木曜日, 2月 26, 2015

風呂にかぎる

 2月前半の忙しさを乗り切って燃え尽きたのか、どうも先週から調子が上がらない。あるいは最近飛び始めたスギ花粉のせいか。論文を3月中に直さないといけないし、新しい研究の準備もしないといけない。バイブスを上げていかないと...。
 そんな時は風呂に行くにかぎる。家の近所にはスーパー銭湯が2つあって、最近はリニューアルした桃山の湯によく行く。露天風呂もサウナもあるし、超微細な泡が出るシルキーバスがなかなかよい。
 悩み事も花粉も汗とともに流して、明日からまたがんばることにしよう。
 

木曜日, 2月 19, 2015

経験への開放性と勤勉性

 名大に来てから3年が経とうとしている。特にこの1年はラボの運営や授業に力を入れた。教育というのは時間がかかるものだと心得ているので、すぐに成果が出るとは思っていないが、教育のあり方について考えさせられることが多かった。
 この記事によると「成績は知能ではなく性格(経験への開放性(知的好奇心など)と勤勉性)で決まる」との実験結果があるそうだが、この結果にはうなずける。
 日頃の取り組みを見ているとその学生の素質がすぐわかる。知的好奇心に駆動されて夢中になれる学生は、ヒントを出して背中を押してあげれば、あとは一人でに力をつけていく。一方、知的好奇心も勤勉性も中途半端な学生は、結局、何をやっても中途半端になる。さらに悪いのは、謙虚に学ぶという姿勢がない学生。人から学ぶという気持ちがないのでアドバイスをしても響かない。
 これらのタイプを見極めた上で教育方針を立てないといけない。
 
 

 

木曜日, 2月 12, 2015

春休み

 単位を落とした学生向けの情報リテラシー2のリメディアル集中講義を現在担当している。2/11(水)から14(土)まで4日連続、1限から4限まで講義がある(最終日は試験があるので2限まで)。今日でちょうど半分が終わった。4コマ連続で授業することなど普通ないので体力的にはしんどいが、グループワークに一生懸命取り組んでいる学生を見ると、やってよかったと思う。あと2日!
 この集中講義が終われば研究に集中できるかと思っていたのだが、別の投稿論文の査読結果が返ってきて、これがかなり厳しいことを言われている。すべて直して再投稿しないといけない。春休みはこれで潰れそうだ...。
 
 

月曜日, 1月 26, 2015

学会のお作法

 学会での立ち居振る舞いを観察していると、「自分もこうなりたいなあ」とか「自分はこうはなりたくないなあ」というような研究者を目にする。
 積極的に質問や議論をしたり、学生の拙い発表にも教育的にコメントをする人がいるかと思えば、自分の発表以外はほとんど聞かずiPhoneをいじっていたり、陰で研究の悪口をいう人もいる(言いたいことは直接言えばよい)。
 コーヒーブレイクや夕食会で社交性を発揮してどんどん人脈を作れる人もいれば、仲間内だけで固まって結局内輪の集まりになってしまう人もいる(自分ももっと社交性を発揮できれば良いのだが...)。
  もう何回も学会には参加しているが、未だに学会の作法をマスターできていない。

日曜日, 1月 25, 2015

びっちり

 ここまでびっちり詰まった週は初めてかもしれない。
 1/17(土)と18(日)はセンター試験の監督業務。受験生も大変だが監督する先生も大変。朝6時過ぎに起床し、電車と徒歩で会場の明和高校に行き、夜7時近くまで業務。リスニング試験のトラブルなどもなく終了したのは何よりだった。
 1/19(月)は非常勤先の大学で定期試験の監督を2コマ。立ちっぱなしが3日連続というのはなかなかにしんどい。腰にくる。
 そして、1/20(火)の夜に大分に飛び、21, 22, 23とAROBという国際会議に参加。今回はChuckのオーガナイズしたBirdsongのセッションで招待講演をした。Iさん、Oさん、Chuckという自分の師匠の前で話すことになるので、やりずらいったらありゃしないが、落ち着いて発表はできた。思ったよりも聴衆が多くて、このセッションが一番面白かったという声が聞かれたので良かった。
 名古屋に戻ってからは試験答案の採点。ほぼ3日かかった。
 明日からは、かなり厳しめのコメントが帰ってきた論文の直し。春は遠い...。

追記:日付が一週間ずれていたので修正しました。

日曜日, 1月 11, 2015

データサイエンス

 ビッグデータとともによく見聞きするのがデータサイエンスという言葉。ビックデータに関しては、Volume (大容量)、Variety(多様性)、Velocity(速度)の3Vの特徴をもつデータだとされる。最近では、Veracity(正確さ)が加わって4Vになることもある。言葉遊びではあるが一応定義のようなものがある。
 一方、データサイエンスとは何か?これに関しては研究者の間でも統一的な見方がない。統計学や機械学習とはそもそも何が違うのか?ビックデータとはどういう関係にあるのか。こういったことを考えながら、データサイエンスなる科学がよちよち歩きを始めたところである
 「データサイエンス講義」という本にいくつかヒントがあったのでそれを記す。
  • データサイエンスがやること
    • データからパターンを発掘する (かつてはデータマイニングという言葉が流行っていた)
    • データを価値に変換する
    • データに基づいて現実世界の問題を解決する
  • データサイエンスとは手法の詰め合わせではない
  • データサイエンティストとは、データに精通し、統計的な思考ができ、コーディングで問題が解ける人
 これでもまだデータサイエンスの全体像ははっきりしないが、何となく姿は見えてきた。自分が取り組んでいるのオンライン行動の定量化は計算社会科学と呼ばれ、この本によれば、それはデータサイエンスの一部とされる。
 今、データサイエンスから目が離せない。

追記:データの収集と分析はどんな分野にもプロセスの一部として入っている。それらを必要としない科学はない。そして、データの収集と分析にはその分野独特の知識が要る。したがって、データサイエンスなるものが単独の学問として成立するのか、という疑問はいつもつきまとう。

金曜日, 1月 02, 2015

大吉始動

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
 実家のいわきに帰省中です。昨日は先祖の墓、白水の阿弥陀堂大國魂神社波立薬師をめぐって、これまでのお礼と新しい願い事をして回りました。神様、仏様、ご先祖様が束になって見守ってくれるはずです。家内安全、世界平和。2015年はきっと明るく良い年になる、そう信じています。
 ちなみに、阿弥陀堂で引いたおみくじは大吉でした。


木曜日, 12月 25, 2014

鴻鵠の志

 「こうこくのこころざし」と読む。これは大きな志や壮大の考えを指す言葉。もともとは史記から来ている[Link]。
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや
ツバメやスズメのような小さな鳥には、オオトリやコウノトリのような大きな鳥の志すところは理解できない。英訳するとこうなる[Link]。
Ask not the sparrow how the eagle soars.
ワシがどうやって空高く舞うのかをツバメに聞くなかれ。
 「鴻鵠の志」。男子たるもの常に心に秘めておきたい言葉だ。そして、小さくてつまらないことでウジウジしそうになったら、こう呟いて前に進みたい。