日曜日, 3月 10, 2013

コンコンコンとぎゃぁーぎゃぁー

 議論とフィールドワークをするため、カリフォルニア州アマドール郡に来ている。LAから車を飛ばして7時間ぐらいかかった。僕が論文で解析したオオムジツグミモドキ(California Thrasher)のさえずりはここで録音されたものだ。
 着いてすぐ打ち合わせをして、その後、ボルケーノのUnion Innのバーで夕食をとった。雰囲気も食事も相変わらず素晴らしくて、僕の中では10本の指に入るぐらいのお気に入り。次回は妻も連れてこよう。ちなみに、ボルケーノという地名は火山とは一切関係なく、「火山の底」みたいな地形だからという理由でついたらしい。そして、Union Innはゴールドラッシュの頃に建てられたそうだ。興味深い。
僕、Martinと奥さんのDalian、UCLA院生のカイ(Martinの自宅にて)
今日は朝からMartinの家の近くの調査地に行き、新しい録音システムを見学して、後は一人でフィールドワークに出かけた。このために購入したレコーダ(LS-14)の操作を覚えつつ、いくつかさえずりを録音した。なかなかMartinのようにきれいな録音ができない。機材の性能だけでなく、腕と経験がモノを言うのだろう。でも、LS-14は使い勝手は良い。
 明日は早起きをしてホテルのまわりで録音してみよう。ここらでも、カンムリキツツキが木をつつく「コンコンコンコン...」という音や、アメリカカケスが「ぎゃぁー、ぎゃぁー」と叫ぶ声がよく聞こえる。




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