月曜日, 12月 23, 2024

風呂

  週末は家族でスーパー銭湯に行く。名古屋にいた頃からの習慣で、子供たちも小さい頃からなので、みな風呂好きだ。昨今、入浴料も値上がりし、子供たちも料金がかかるようになったので、それなりの出費にはなるが、風呂は我が家のささやかな贅沢である。大きなお風呂で汗をかくことが、なによりのストレスの解消になる。

 スーパー銭湯にも個性がある。露天風呂が充実している銭湯、露天はないが内風呂の泉質が良い銭湯、サウナがやたら多い銭湯、ごはんがおいしい銭湯。武蔵野以外にはにはあまりない黒い温泉の銭湯もある。だいたいどの銭湯もチケットを購入するので、財布はチケットだらけになる。

 熱めの風呂に入り、露天に行き、サウナで汗をかいて、水風呂へ。最後に熱めの風呂に再度入り、出る。これで「整う」。

日曜日, 12月 08, 2024

不運な年の瀬

 いろいろ抜けているのはもともとだが、不注意で不運な出来事が続いた。

 先日は電車を乗り換える際に、駅構内で職員カードを落とした。すぐに「落としましたよ」と親切なご婦人が教えてくれたので、職員カードは紛失せずに済んだ。

 翌日、授業が終わって家路についたとき、定期入れを手に取ったら、EXカードがない。かばんの中にも、ポケットの中にも。EXカードはそれだけでは悪用はできないが、「やってしまった」と意気消沈した。定期入れにはAirTagをついてけいるので、所在をiPhoneで確認できるが、定期入れから落ちてしまったEXカードはどこにあるかわからない。

 JRの落とし物チャットボットに登録して、1日にまったらそれらしきものがあったとの知らせがメールできた。まだ自分のものかは確認はとれていないが、明日無事にEXカードを受け取れることを祈る。そして、届けてくれた方、ご親切にどうもありがとうございます。

 もう一つの不運。新車のプリウスの左ドアをブロックにぶつけて、凹ませてしまった。赤信号で止まった時にうどん屋さんを見つけて、左に曲がったら、まさか入り口付近にブロックがあるとは思わず、「ドカン」と鈍い音が。あー。KINTOなので、修理に出しても、免責5万円なので、それ以上とられることはない。しかし、気持ちも凹んだ。

 「今に集中せよ」という警告なのかもしれない。大きなトラブルにはなってないので、不幸中の幸いと思うことにして、自分を戒めよう。まだ2024年は残っている。

 

 

火曜日, 12月 03, 2024

師走

  2024年の師走に突入した。気が続くと紅葉の時期を過ぎ、街はクリスマス、盆暮正月の雰囲気。

 3Qはオムニバス講義以外は授業がなかったので、4Qと来年度の授業の準備、そして研究を...と思っていたが、全く時間が取れなかった。10月の認証評価の対応でかなりの時間を取られ、11月は院試対応。博士論文の審査も5件ぐらいはやったのではないか。主任業務は増えることはあっても、減ることはない。

 それ以外は全く何もしなかったのかというと、もちろんそんなことはない。博士学生の中間審査をやり、CRESTの領域会議をこなし、研究助成に応募し、ポスドクと学生の論文を修正した。なので、最低限やるべきことはやった、とは言える。しかし、それは最低限なのであって、自分がやりたいことに到達する前に時間切れ、エネルギー切れ。

 山手線の座席に運よく座れると、最初はノートPCで作業をしているのだが、ついつい寝てしまう。気が付いたら田町を通り越し、高輪ゲートウェイなんてことも、二日連続でやった。師走である。

 

金曜日, 11月 08, 2024

自分の時間

 Slackの通知をひたすら処理。毎日、何らかの事務作業をしている。いや、それしかしていない。主任というのは大変である。

 主任になって、人と関わることも増えた。面倒ごとに巻き込まれたり、その解決に粉骨砕身する場面も増えた。これも人として必要な経験なのだろう。

 アフター5、週末は、SlackもDiscordもメールも見ない。これを徹底しないと、せっかくの時間が台無しになる。きちんとマネジメントし、自分の時間を取り戻す。自分の時間を大切にできなければ、それ以外の時間も大切にできない。

 

日曜日, 10月 20, 2024

実地調査

  技術経営専門職学位課程は、5年に1回、大学基準協会の認証評価を受けることになっている。事前に書面による審査があり、その後、実地調査がある。

 書類作成の時点では、仕事は担当箇所の確認作業ぐらいだった。しかし、実地調査を受ける時点では主任なので、準備や当日対応など重役を任されることになり、すでに9月から様々な準備作業に関わった。

 その実地調査が10/18, 19だった。その週は、NAISTで特別講義があったり、KProgramのプレス発表会があったりして、通常よりも忙しかった。何をどこまで備えてよいのかもわからず、膨れた不確実性×プレッシャー×注力散漫で、「しんどい」という言葉に尽きる。

 事務職員の方々の献身的なサポートもあり、何とか乗り切ったと思う。どのぐらい上手く対応できたのか、できなかったのか、今となっては思うことがたくさんある。しかし、あまり細かなことにこだわっても仕方がない。達成しなければならないゴールは1つ、それは「認証評価に合格すること」である。それが達成できたならば、主任の役割は果たしたということにしよう。

 教授なってまだ半年、主任になって18日目に、いきなり「山場」を迎えることになった。しかし、1.5年の任期のうち、これが一番大変な仕事だとすると、私は「心臓破りの丘」を超えたことになる。そう思うと、気持ちが楽になるのではないだろうか。

土曜日, 10月 05, 2024

ドコモ・モバイル・サイエンス賞

 この度、第23回ドコモ・モバイル・サイエンス賞(社会科学部門)優秀賞を受賞しました。このような栄誉ある賞をいただき、大変光栄です。皆様からのご支援に感謝し、一層研究に邁進する所存です。

 思い返せば、学院長から「笹原先生を推薦しました」というお話をいただいたのが、教授昇格の辞令をもらった4/1。学長推薦者に選ばれたのが5/22。そこから慌てて申請書類を作り、提出。受賞の知らせをもらったのが9/27でした。受賞者には9月初旬から中旬に知らせが行くとのことだったので、すっかり諦めていた矢先の知らせでした。

 東京科学大学は3部門中、先端技術部門と社会科学部門の2部門で優秀賞。新大学になってからすぐに2名の受賞者。幸先の良いスタートではないでしょうか。10/25の授賞式に参加してきます。