UCLAは今日から新学期がスタートした。6月中旬から9月末まで休みとはのんびりしているなあ。これも昨今の財政難の影響のためだろうか?カリフォルニア州の財政はかなり危機的状況で、マリファナを合法化して税収入を得る案[link]や囚人を解放して支出削減なんて案も出ているくらいだ(後者に関する法案は9/13に可決された[link])。当然、州立大学であるカリフォルニア大学も予算が大幅カットされ、大問題になっている[link]。研究費はもちろん、教授や大学スタッフの給料、図書館の費用[link]はかなりカットされ、一方、授業料は値上がりするようだ。日本から給料をもらっている僕には幸いあまり影響がないが、UCLAから給料をもらっているポスドクは生活が大変になるだろう。こちらのポスドクの給料はもともとあまり高くないのに、さらにカットされるのでは本当に気の毒だ。
アッカーマン・ユニオン(大学生協)には最難関と言われる入試をパスした新入生たちでごった返していた。先週までの静寂が嘘みたいだ。また大学に活気が戻った。からっとしたロサンゼルスには不景気の湿っぽい話など似合わない。この湿っぽさを吹き飛ばす勢いで、LA滞在後半を有意義に過ごしたい。
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