厳しい査読コメントを読むのはしんどい。僕が提出した論文はリジェクトされたが、4人の審査員がついたので評価は分かれたようだ。方法の新しさや有用性はみな評価してくれたものの、データが足りないというのが一番の敗因だった。これ以上データ数を増やすわけにもいかないため、次に投稿するときには解析方法に重きを置いて、解析結果はケーススタディーという形にせざるを得ない。とことん意地悪なコメントもあれば、参考文献を教えてくれたり、こうした方が分かりやすいなどの親切なコメントもあった。
改めて投稿した論文を見直してみると、気持ちはこもっているものの、説明が足りないところや言い過ぎなところがあることに気づいた。流れる水のごとくなめらかにロジックが頭に入り、言葉は控えめながらグラフが力強く物語る。そんな論文を書きたい。先達のいい論文を多読してそこから学ぶことと、やはり論文の書き方の最低限の作法を知っておく必要がある。図書館で借りた下の本は、簡潔にそれが書かれていて良かった。今はぐっとこらえて根を伸ばす時期。
4 件のコメント:
自分以前リジェクト三昧だったんですが
ここに校正頼んだら
http://www.uni-edit.net/
アクセプトされました。おためしあれ。
コメントありがとうございます。
英文校閲も会社によって質が全然違いますよね。
僕の場合は、ネイティブの共著者がチェックしてくれたので英語が変だということはないと思うのですが、それでもレフェリーにわからないと言われたりします。
どうも書き方が全般にまずかったみたいです。
論文の英語だけでなく、論理の流れなどもチェックしてくれるサービスもある英文校正会社もありますよ。
ネイティブの共著者のチェックなら英語は確かなものになると思いますが、研究に携わらなかったその分野に精通している第三者に読んでもらえば受理の確率が上がると思います。
コメントありがとうございます。
共著者以外の第三者が読んでもわかりやすく、過不足なく書けているかどうかは大事ですね。
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