日曜日, 10月 30, 2011

テクノロジーとイノベーション

 久々に骨太の面白い本に出会えた。著者はテクノロジーの進化において収穫逓増(しゅうかくていぞう)というメカニズムが働いていることを指摘し、複雑系経済学の先駆けとなったブライアン・アーサー。
 テクノロジーとは何か。そして、それはどのように進化するのか。テクノロジーの進化理論を作るべく、著者の深い思索が展開されていく。
 大量データに圧倒される毎日を過ごしていると忘れがちだが、自分もこういう研究がしたくて複雑系に転じたのだった。読破しよう。



0 件のコメント: