日曜日, 6月 23, 2013

人は信念と共に若く

 都立大でお世話になった千葉先生の退職記念パーティーに行ってきた。行きはこだま、帰りは夜行バスというしんどい移動だったけど、本当に参加してよかった。
 先生は都立大で学位を取られ、それからずっと都立大一筋で教育と研究に携わってこられた。最後の挨拶の言葉は、今どんな研究をしているかというお話。退職してますます研究に邁進されるのだろう。
 同期のメンバーや先輩方にも久しぶりにあって、酒を飲みながら楽しく語らった。僕が都立大に在籍したのは修士の2年間だけど、本当に密度の濃い、そして生涯の友と出会えた素晴らしい時間だった。直属のボスだった浜津さん、ラボのボスだった広瀬さんにも挨拶し、名古屋でがんばっていることを報告した。
 最後に広瀬さんが紹介していたサミュエル・ウルマンの詩を紹介したい。つまらんことで悩んでいる場合じゃない、要は気持ちの持ちようだと、元気をくれる詩だ。
人は信念と共に若く、疑惑と共に老いる。
人は自信と共に若く、恐怖と共に老いる。
希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。


土曜日, 6月 15, 2013

Q & A

 ミュージックステーションのB'zの演奏を聞いて確信した。今月のへービーローテーションはこれで決まり。先日発売されたベスト盤(B'z The Best XXV 1999-2012)に収録されているQ&Aは、B'zらしい爽快なロックナンバー。
 このベスト盤には、僕が大学4年生だった1999年からやっと定職を得た2012年までに、B'zが発表したシングル全曲が収められている。自分が病めるときも健やかなる時も、迷える時も悩める時も、これらの曲にどれだけ元気づけられたことか。
 B'zのロックは言わば合法的な麻薬みたいなもの。突き抜ける高音と気持よく歪んだギターで、不安も頭のもやもやも一瞬で吹き飛ばす。  
 さあ、行くぞ。表現は止まらない。
 


日曜日, 6月 09, 2013

密な一週間

 とにかく密な一週間だった。3日は日本進化言語学フォーラムに参加した。大御所Luc Steelsが来るので、もう少し人が来るかと思っていたけど、かなり聴衆は少なかった。「聴衆が少なくてごめんね」という司会の言葉に、「大勢のセミナーも、少人数のセミナーも、僕には等しく重要だ」と言って、手を抜かずに丁寧に発表する姿勢は立派だった。僕はPLoS ONEの内容を言語進化とからめて発表した。
 翌日から7日までは、富山で開催された人工知能学会に参加した。この学会への参加は2回目だが、以前にもまして盛況な感じを受けた。ただ発表件数がものすごく多く、レベルは玉石混交。(石がかなり多め)学生の発表の場という側面もあるのだが、指導教官がちゃんとしているところと、そうでないところの差は歴然としていた。僕が発表したセッションはとにかくTwitterだらけ。でも、Twitterを素材にして、ソーシャルダイナミクスのおもしろい研究している発表は1件もなかった。ここが自分の踏ん張りどころかな。
 学会中、Chuckたちと書いた論文の方法にケチをつけるメールが来たので、それに反論したり(アメリカの某大学の名誉教授らしい)、研究会のやり取りをしたり、プレスリースの文章を書いたり(載らなかったけど)、論文を直したりして、気持ちをなかなか学会に集中できなかった。こんなことではいかんなぁ。