Y. Takeichi, *K. Sasahara, R. Suzuki, and T. Arita, Concurrent Bursty Behavior of Social Sensors in Sporting Events, PLoS ONE 10(12), 2005一昨年に指導した修士学生との研究を僕がまとめたものだ。と言っても、ほとんどの解析をやり直し、新たなデータ解析を加えたので、別研究と言っても過言ではないが。論文構成もだいぶ工夫した。おかげで、3名の査読者からは好意的なコメントをもらうことができた。時間はかかったが、いい勉強になった。
本当は、学生が最後まで自分の研究に責任とプライドを持ち、論文を完成させて受理を勝ち取ってほしかった。ただ、普段の取り組みを見ていて、こうなることは予想していた。一事が万事。
さて、最近、新しい研究に着手し始めた。アルバイトの留学生とアイデアを出し合いながら探索的分析を進めている。「それ面白そうだね。じゃあ、やってみよう。」こんな風に、「面白そう」という直感を信じて突き進める人と研究するのは楽しい。