これは大事なこと。僕の答えは、「研究に対して誠実な人」である。もちろん、研究内容はぶっ飛んでいても、とんがっていてもいい。研究に不誠実な人は全く尊敬できない。
新しい研究を模索する中で、計算社会科学という学問を自分はどうしたいかを考えている。ICCSS2015に来ていた研究者や研究グループは、着実に成果を出し始めている(ただ、そのやり方には手放しで賛同という訳でもないが)。日本はこの分野で世界に太刀打ちできる研究者は(自分も含めて)一人もいない。
今は、物理やコンピュータ系の人たちが社会科学というお花畑にずかずかと土足で入ってきているような状況だ。でも、これでは社会科学に花は咲かない。「計算社会科学だからこそできる研究」というのを見つけなければならない。そんなことを一緒に考えてくれる研究者や学生を探さなくては。
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