僕が住んでいるアパートは2.5バスルーム、2ベットルームで家賃が1,010ドルだ。ここに光熱費は含まれない。ブルーミントンでこの家賃は決して安くはない。なので、ルームシェアしているとはいえ、ここの学生はそれなりにお金に余裕のある人ということになる。
正確な数はわからないが、全体の半分ぐらいはアジア系の留学生で、中国人はもちろん、韓国人の留学生がかなり多い。そして彼ら彼女らのほとんどが新車かいい中古車を乗っている。LAで見かけたアジアの留学生と比べると、明らかに経済的に豊かそうだ。
理由の1つは、ジェイコブズ音楽院に留学している学生が裕福だということ。芸術系で海外留学できるとなると、実家はよほどのお金持ちだろう。
それから、インディアナ大学(IU)が州立大学だということも関係している。日本の感覚でいうと、公立の方が入学金も授業料も安いので、アメリカの私立大学にいくよりも、州立大学にいった方がお得だと。
インディアナ州民ならばそれは合っている。高校の成績が優秀ならば、授業料も免除で奨学金もたくさんある。ところが、州立大学はあくまで州民のための大学なので、州民以外が入学するとなると授業料が倍ぐらい高くなり、一方で応募できる奨学金がほとんどない。したがって、授業料も生活費も全部自費ということになり、結果的にそれが払える裕福な外国人が来る。この事情はUCLAでも同じだが、IUは入学時の倍率はそれほどでもないので、そこそこの学力があって経済的に裕福ならば入学できる。そして、LAほど物価は高くないので、同額の仕送りでもブルーミントンならばいい暮らしができる。
すば抜けて優秀な高校生は、奨学金が潤沢にあるMITやHarvardの方がかえって留学がしやすい、ということらしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿