おそらくアメリカに留学した人は、誰もが「英語の壁」に悩まされることだろう(バイリンガルでなければ)。今回を含めれば、アメリカに二度留学しているわけだが、アメリカに住んでいるからと言って自動的に英語が上達するわけではない。もちろん日本にいるよりは英語の刺激を受けているわけだが。
UCLAにいた頃より、むしろ今の方が英語に不自由している。あの頃は学振研究員でほぼお客さん扱いだったので、研究だけやっていればよかった。ラボのミーティングの以外では、それほど議論することなどなかった。ラボの人たちはみな鳥類学のプロなので、自分の説明が拙くても不足分を補完して聞いてくれたので会話が成立していた。また、そんな状態になんとなく甘えていた。
しかし、今はそれでは通用しない。計算社会科学の話題は多岐にわたる。アメリカの選挙のこと、フェイクニュースのこと、モラルのこと、複雑ネットワークのこと等。知っているけど英語では適切な単語や表現がとっさに出てこないため、説明できないことが多々ある。しかし理屈はどうであれ、英語で説明できないということは、知らないのと結果的に同じである。
英語を正しい第二言語として話せるよう(English as a second language)勉強し直そう。
p.s. ESL PodcastがPodcastをやめてしまったようだ(有料でmp3と解説をダウンロードすることはできる)。その代わりを探していたら、バイリンガルニュースというPodcastを見つけて、これがなかなか面白くてよかった。
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