水曜日, 5月 31, 2017

発表、発表、発表

 5月は忙しい月だった。そして、心に余裕がない月だった。ICWSMと人工知能学会、道徳研究会、これら3つの発表準備だけでもかなりの時間を費やした。それに加えて、査読やミーティングなどで、まとまった時間がとれない状況が続いた。今日は日帰り出張で、省庁意見交換会で発表と議論をする。さきがけを取った時から覚悟はしていたが、こんな日常が常態だと思って、忙しくても心に余裕をもてるようにしないと。
 ただ、大変な月だったけど、それぞれの発表では研究の手応えを掴むことができて、有意義ではあった。特に、ICWSMではエコーチェンバー研究の関心度の高さを感じたし、道徳研究会は異分野交流からフィードバックが得られた。エコーチェンバー研究の一部は、日経サイエンスの記事で紹介されている。
 6月のカレンダーをチラ見してみると、どうやらNetSciの発表までは比較的時間がありそうだ。このすきにシミュレーションを終わらせ、論文を完成させる。

 

火曜日, 5月 16, 2017

デジタル・ミスインフォメーション

 国際会議ICWSM-17のワークショップDigital Misinformationに参加するために、モントリオールに来ている。招待参加だったので、当初は発表の予定はなかった。しかし、発表予定者1名が来れなくなったため、急遽、僕がその代役を務めることになった。
 その知らせを受け取ったのが、乗り継ぎ便を待っていたデトロイト空港。事前に知らされていた参考文献を飛行機の中で目を通していたので、ワークショップの文脈は把握していた。
 何だかんだでホテルに着いたのが深夜1時近く。それから発表資料を作り、想定される質問や議論を頭の中でシミュレーションして軽く寝た。
 そして、自分の発表は、デモを見せたおかげで、それに参加者が興味を示してくれて、結果的にいい反応が得られた。パネルディスカッションでは、しばしば英語が怪しくなる場面があったが、自分が得意な質問にはある程度答えることができた。寝不足と突然の代役で大変な学会初日だったが、あとは発表を聞くだけなので、気持ち的には楽だ。
 学会に来ていつも思うことだが、一旦、当たり前の日常を切断して非日常を経験するのはいいことだ。その方が頭が別の刺激を受けてリフレッシュして、結果的に生産性が上がる(ことが少なくない)。

木曜日, 5月 11, 2017

ツイートは元気のバロメーター

 自転車操業の状態が続いてる。いろんなところからお声がかかるようになり、研究者としてはありがたい限りだ。
 ただ、あまり後先考えずに引き受けていたので、気がつくとカレンダーは予定で埋め尽くされて、余白がない。前期だけでも、海外出張4回、国内学会1回、研究会発表2回、省庁意見交換会1回、領域会議1回。Too much.
 カレンダーの余白は心の余白でもある。心の余白がないと、ツイートする余裕も生まれない。したがって、ツイートは元気のバロメーターみたいなものである。B'zを聞いてテンションを上げて乗り切らないと。

火曜日, 5月 02, 2017

遅い

 帰国して1ヶ月がたった。まだ花粉症で、目のかゆみや鼻のムズムズがまだ続いている。4月すぐに依頼したネットの工事はまだ来ず、光回線が使えるようになるのはまだ先。遅い。
 4月中に書き上げるはずの論文原稿もまだかけておらず。そうこうしているうちに、査読に執筆や講演の依頼、学会発表に意見交換会、学会プログラム委員に大学の委員会と、どんどん仕事がやってきた。本来、これらは本業の余力でやるべきことなのだが、比率がおかしなことになっている。さて困った。
 優先順位をつけて、1つ1つ片付けていかないと。まずは、そしてとにかく論文だ。IUの研究成果を今出さないと。5/8から研究補助員の方が週3回来てくれるので、それはすごく助かる。