国際会議ICWSM-17のワークショップDigital Misinformationに参加するために、モントリオールに来ている。招待参加だったので、当初は発表の予定はなかった。しかし、発表予定者1名が来れなくなったため、急遽、僕がその代役を務めることになった。
その知らせを受け取ったのが、乗り継ぎ便を待っていたデトロイト空港。事前に知らされていた参考文献を飛行機の中で目を通していたので、ワークショップの文脈は把握していた。
何だかんだでホテルに着いたのが深夜1時近く。それから発表資料を作り、想定される質問や議論を頭の中でシミュレーションして軽く寝た。
そして、自分の発表は、デモを見せたおかげで、それに参加者が興味を示してくれて、結果的にいい反応が得られた。パネルディスカッションでは、しばしば英語が怪しくなる場面があったが、自分が得意な質問にはある程度答えることができた。寝不足と突然の代役で大変な学会初日だったが、あとは発表を聞くだけなので、気持ち的には楽だ。
学会に来ていつも思うことだが、一旦、当たり前の日常を切断して非日常を経験するのはいいことだ。その方が頭が別の刺激を受けてリフレッシュして、結果的に生産性が上がる(ことが少なくない)。
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