土曜日, 1月 19, 2019

欽ちゃん曰く

 林修さんの番組で、欽ちゃんが、いろんな人にインタビューした経験から言っていた言葉が心に響いた。確かこんな感じのことを言っていたと思う。
世の中で自分の好きなことをやって成功した人は2割ぐらい。成功した人の中には、自分の嫌いなことを極めた人が多い。
研究者は前者の2割の方ではないか、と言われるかもしれない。表面だけ見ればそうかもしれない。しかし内実は、研究に割ける自由な時間は限られていて、 自分でも納得のいかないことに時間をとられることが多い。まだ僕などはましなほうだ。
 自由時間を捻出するためには、できるだけ雑多な仕事は断って「ミニマリスト」になりたくなる。しかし、欽ちゃんの言葉は、むしろ「不得手な仕事ほど自分の成長の糧になる」と読める。
 ある程度の取捨選択は必要だが、自分のやりたいことだけではなく、自分のやりたくない(しかし、自分を成長させてくれる可能性のある)仕事は引き受けるのが良いように思う。

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