木曜日, 5月 02, 2019

令和元年

 令和元年になった。昭和に生まれ、平成を生き、令和に突入。令和はどんな時代になるのだろうか。
 思えば無謀な20代を過ごした。私大の物理学科に入り、公立と国立の大学院に進学し、専攻も変えた。40代の自分から見ると、「無謀」以外にこれを表現する適切な言葉がない。
 やりたいことをやるために、あちこち移動してきたので、コネやら伝手やらがない。したがって当然、就職には苦労することになった(この先、出世も苦労するのだろう)。今の職を得たのは奇跡みたいなものだ。こんな生き方は、今の若い人たちには全然お勧めできない。
 しかし、「人間頑張っていれば何とかなるもんだ」というのが、これまでに得た経験だ。節目節目で手を差し伸べてくれる人が現れる。もっとも、ここ数年はその人は現れないが(きっと旅にでも出ているのだろう)。
 年とともにがむしゃらさやフットワークの軽さが失われてきた気がするので、もう一度あの頃を思い出して頑張ってみよう。
 

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