数日前、下の子が40度近い熱を出したので、幼児がよくかかる突発性発疹を疑って、近所の小児科で診てもらった。その時は、様子をみましょうということで、座薬をもらって帰ってきた。
しかし、翌日、BCGの予防注射の跡が腫れていることに妻が気づき、あまりにも痛がっているので、これは川崎病ではないかと疑い、再度、近所の小児科を受診した。先生がその疑いがあるからとすぐに紹介状を書いてくれ、名古屋第二赤十字病院で川崎病と診断され、その日のうちに入院することになった。
川崎病は聞きなれない病気だが、全身の血管が炎症を起こす病気だ。年間1万人ぐらいの5歳未満ぐらいの幼児がかかっているそうだ。原因はまだよくわかっていないが、治療法は確立しているので、早めに治療すれば完治し後遺症も残らない。しかし処置が遅れると、心臓の血管にコブができたりして、後々大変なことになる。
うちの子は早期に処置できたことが幸いし、順調に回復し、今日退院する。退院後も定期的に診察を受ける必要があるが、その方が安心だ。点滴を受けている我が子の横で添い寝することなど想像したこともなかったが、「健康は当たり前ではない」ということを改めて感じた。そして、日本のすばらしい保険制度に感謝したい。
0 件のコメント:
コメントを投稿