現代思想2021年5月号(陰謀論」の時代)に寄稿した記事が掲載された。タイトルは「フェイクニュースと情報生態系の進化」。最近のデータ分析の結果も交えながら、情報生態系の理解に計算社会科学のアプローチが必要であることを書いた。他の特集記事も面白そうなので、目を通したい。
執筆依頼を受けた時は、授業の準備で死にそうになっていることは目に見えていたので、丁重に断ろうかと思った。しかし、このテーマで断るのは研究者失格のような気がして、引き受けてしまった。ある程度ストーリーラインは見えていたので、ギリギリの判断だったけど。
執筆依頼がよく来るようになった。ありがたいことだ。しかし、毎度似たようなことを書いている気がして、しばらくはお休みにして知識を充電したい気分だ。招待公演や取材・インタビューもそう。
現時点で本の執筆が2つ、翻訳が1つ、すでに決まっている。体は1つしかない。授業と研究をすることがメインの仕事なので、建前上は余暇でやることになるのだが、余暇なんてない...。