しかし今回、まんまとやられてしまった。在日米国大使館と領事館のサイトには、リンクが死んだ形で「ESTA申請公式サイト: https://esta.cbp.dhs.gov/」となっていたため、面倒臭くなって、Googleで「ESTA」と検索し、検索結果の上位にあったサイトから申し込みを済ませた。最後の最後まで金額は表示されず、21ドルを支払ったものだと思っていた。そして確かに、確認のメールには申請番号も書かれているので、疑うことすらしなかった。
後でカード明細を見て気づいたのだが、これはESTAの申請代行の業者のサイトだった。実際に試してみるとわかるが、Googleで「ESTA」と検索すると、上位にあるのは全て代行業者だ。実際にHISやJTBが5千円ぐらいでESTAの代行サービスをやっているので、全くの詐欺というわけではないのだが、金額を表示しなかったり、相場とかけ離れた高い値段を請求したりするので、限りなく詐欺に近い。
私の場合、160ドル近く請求されていたので、「金額を表示しないのは不当である」と抗議して、払い戻しを受けた。結果的には、常識的な代行業者と変わらないぐらいの値段で済んだので、研究費から支払えることになった。
みなさんも気をつけたし。