11/2にSNSに投稿されて問題になった岸田首相の偽動画は、明らかに品質も悪いし、悪意というよりは悪ふざけの類だと思うので、さほど気にも留めていなかった。しかし、この偽動画の件は、新聞で2件コメントし(読売、東京新聞)、Mr.サンデーの番組に協力することとなり、それだけ「日本の首相のディープフェイク」というのが重要なポイントだったのだなと気付かされた。
番組のインタビューを受けたのものの、数日前から喉を痛めてしまい大変だった。幸い取材前日に病院に行き、処方されたステロイドと抗生剤を飲んだら、「少し声が枯れているな」程度で話がでるようになった。
担当の方に、「宮根誠司さんのディープフェイクを作ってください」という注文を受けたので、既存ツールを使って、簡単なディープフェイク動画を作るデモをしてみせた。音声クローンを作るのに数十秒、リンプシンクをするのに5分、という短時間で作れた(素材が準備されていればの話)。
そんな時代に突入した。
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