火曜日, 4月 28, 2026

つつじの頃

 倅少年が生まれて、八事日赤の病院まで面会に行っていた頃、山手通りのつつじが綺麗に咲いていた。つつじが咲き出した頃は長袖だったが、枯れる頃には半袖短パンになり、すっかり初夏の暑さ。見頃なのは一週間ぐらいだろうか。

 コロナになり、東山キャンパスから学生たちが消えた頃、やはりつつじが咲いていた。滝の水住宅から大学まで、山を越え谷を越えして自転車で通っていた。つつじの白とピンクがちょっとした癒しだった。誰もいない居室や学生室で、一人黙々と作業してものだった。

 住宅のつつじを見ると、名古屋のこれらの記憶が蘇る。きっと、もっと、時間がゆっくりと流れていたのだ。 

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