
工学系の審査員相手の面接や動物行動学会での発表以来、自分の話が通じないのは何故なのだろうと本当に悩んでいた。昨日、BSIの10周年記念イベントで説明員をしていて、その理由がわかったような気がする。「そうか、(悪気なく)はなから興味がないのだ。」 だから、どんなに「僕はこれが知りたいんだ」と熱く語ったところで、聞いた人たちは「、、、で?」という感じなのだ。ならば方針を切り替えて、相手の興味の土俵に入りつつ、でも自分の主張を述べられるように苦心しなくてはならない。その努力を怠れば、まったく実りのない時間を過ごすことになる。
境界領域で踏ん張るのが自分の立場だと覚悟を決めのだから、それをやるのみだ。そのための心技体を地道に鍛えないと。プロ野球選手ですら毎日の素振を欠かさないのだから。
0 件のコメント:
コメントを投稿