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動物のコミュニケーションの国際会議は初めてだったので、どの話も新鮮で面白かった。そして、P.Marlar、P.Narins、P. Slater、T. Fitch、この業界の大御所は皆話がうまい。僕は「ジュウシマツの歌の階層性と文法の発達的創発」(PDF)と題してポスター発表をした。この業界の研究者は動物が大好きで、できるだけ「ありのまま(as it is)」を知ろうとするので、KL-divergenceや有限オートマトンなどの抽象化された表現(動物行動の成れの果て)には興味が持ちづらいようだった。こういう学会では、動物のビデオや音声ファイルは必須だ。それでもSongbirdの研究者は興味を持ってくれた。
それから、SlaterとFitchにEUREKAの宣伝ができたのは良かった。どこまで本気かわからないが、EUREKAのことは手放しで褒めてくれた。(Fitchにはポスドクを募集しているとスカウトされた)いい仕事をすると、こういうところでちゃんと評価をされるのでがんばろう。写真(上)は学会会場、(中)は滞在したホテル、(下)はオレゴン州立大学の競技場。
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