水曜日, 3月 04, 2009

立つ鳥

 いよいよ3月になりました。理研からの帰り道、珍しく雪が降っていました。慌てん坊の冬将軍が、忘れ物をとりに戻ったかのような寒さです。
 ここ数日は、渡米の準備でばたばたしていました。大学事務の不手際でだいぶ遅れてしまいましたが、先週、ビザをとるための面接をアメリカ大使館で受けて来ました。面接といっても、「どこに行くの?」とか、「誰がお金を出すの?」とか、質問はほとんど形式的なものです。Jビザの場合、受け入れ先に発行してもらうDS-2019を手に入れるのに時間がかかりますが(3ヶ月以上かかった!)、あとは所定の書類を揃えて手数料を払い(これも結構面倒だけど)、面接をパスすれば、1週間ほどでビザは手元に届きます(たぶん今日)。僕と妻は、朝早くアメリカ大使館に行ったので、比較的スムームに面接を受けることができました。しかし、僕らの後の人達は、雪の降る中、大使館前の坂道で長蛇の列になっていました。予約時間と実際の受付時間はあまり関係ないようなので、ビザをとられる方は早朝に行くことをおすすめします。
 もう1つの懸案事項だったLAのも無事決まりました [ここ]。Chuckの助力があり、Universityアパートメントに住むことができそうです。2ベットルーム家具付き&水道ガス代込みで、家賃は$1,197です。LAでこのクオリティーでこの値段ですから、リーズナブルだと思います。UCLAのあるLA西側は高級住宅街なので、$1,300をきる物件など単身用のアパートでもなかなかありません。ラッキーでした。
 航空券も手配し、引っ越しや荷物の海外配送の手配も一応終わったので、しばらくは研究に集中できそうです。この4年間の研究は、自分の力不足もあり、決して満足のいくものではありませんでした。しかし、「立つ鳥跡を濁さず」という言葉にもあるように、今自分のやるべきことをきちんとやり、「お世話になりました」と感謝をして、気持ち良く巣立つのが筋というもの。そうがんばろう。今晩は、OferとのSkypeミーティングだ。

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