去年の今頃、僕は夢中で研究をしていた。新しい研究はまだどう進めていいかわからず、前の研究室でやりのこした宿題も山のようにあった(今も抱えていますが...)。でもそんな状況も楽しみながら過ごしていた。今にして思えば、カリフォルニアそしてUCLAの環境はすばらしかった。新しいことに挑戦しようという意欲がどんどん湧いた。
帰国して二ヶ月以上が過ぎた。自分でも飲み込めない複雑な状況に、なかなか研究のペースが確立できないでいる。4月、5月と国際会議や研究会などを入れすぎたのもまずかった(来週もあるのだが...)。6月は特にひどい。多分、虫の居所が悪いのは、コントロールできないものや状況に翻弄されているからなのだ。「チャンスは準備された心に降り立つ。」ならば備えなければならない。そして、事業仕分けも必要だ。なんでもかんでもはできない。あれは廃止、これは縮小。やりたいことのど真ん中を射抜く。写真はUCLA最後の日に撮った写真。
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