水曜日, 7月 28, 2010

3

 最近は道玄坂のモスによって、アイスコーヒーを飲みつつ考え事をしてから大学に行きます。モスが好きという訳ではないけど、手頃なカフェがないのです。UCLAにいた頃はPeet'sによってからラボに行くのが習慣でした。たった$1.80の、苦くて心地よくてクリエイティブな時間と空間。懐かしい。
 4月からしばらくの間は、家とラボの単純往復の日々でした。しかし、アップアップしていた先月、何かが足りないことに気づきました。それは「家とラボの間にカフェを挟む」ということでした。カフェで過ごす1時間は加速度を生み出します。その間、アンプラグドになり(つまりネットなしで)自分と向き合う時間が生まれ、悩みが悩みではないと気づいたり、解決策が降ってきたりことが多々あります。
 家―ラボの2よりも、家―カフェ―ラボの3の方が僕は生産的になれるようです。2と3は大きく違います。天下三分の計も、クラスター係数の最小単位も、三項随伴性もみんな3です(詭弁ですかね...)。3は創造の源なのかもしれません。

日曜日, 7月 25, 2010

トウモコロシ?

 夏と言えば僕の好物トウモロコシ。小さい頃はちゃんと言えずにトウモコロシとよく言っていた(となりのトトロのメイも言ってた)。
 全米で話題になった「キングコーン」というDVDを見た。アメリカ人の髪の毛に含まれる炭素を調べると、そのかなりの部分が実はトウモロコシに由来する、という怖い事実からこのドキュメンタリーは始まる。別にアメリカ人がトウモロコシばかりを食べているからという訳ではない。
 トウモロコシは姿や形をかえて私たちの口に到達する。例えば、牛の飼料として使われ、その肉がハンバーガーやステーキなどの食肉になる。あるいは甘味料として炭酸飲料に使われる。毎日口にするほとんどの炭水化物のおおもとにトウモロコシがある。また、トウモロコシはバイオ燃料としても注目されるなど、われわれが野菜として食べる以外にも、経済や環境に大きな影響を与える。
 とても考えさせられる作品だ。日本語版のDVD特典にあった監督へのインタビューのコメントが示唆に富むものでよかった。


日曜日, 7月 18, 2010

伊豆のおもひで2010

 伊豆を旅するのはこれで三度目。前回は二回とも東伊豆だったので、今回はレンタカーを借りて、西伊豆から南伊豆を回ってきた。あいにくのお天気だったけど、ひどい雨には降られなかったのは幸いだった。伊豆には山も海もおいしい食べ物もあって、何度行っても楽しい。
※堂ヶ島の写真を追加しました (2010.7.21)。
  • 初日に泊まったホテル星のなぎさ。各部屋に露天風呂が付いている。そこからの眺め。
  • 洋風な夕食はおいしかった。
  • 堂ヶ島の観光フェリーから獲った天窓の洞窟。きれい。
  • 南伊豆から修善寺に向かう途中、旧天城トンネルを通った。何かが出そうな雰囲気。何度撮っても写真がぶれてしまった。もしかして...。
  • 天城の道の駅のすぐそばにある浄蓮の滝。この日の水量が多かったので、迫力があった。下まで降りると真夏でもひんやりと涼しく、わさび田が見れる。
  • 修善寺。空海が創建した当時は真言宗、現在は曹洞宗の寺だそうだ。
  • 修善寺の近くの和カフェ一石庵。冷たい抹茶と和菓子がおいしゅうございました。

最後に沼津であじの干物をお土産に買ってから帰宅。あじの干物うまい!
久しぶりにゆっくりとした時間を過ごしました。

月曜日, 7月 12, 2010

パンを焼く

 貯まったエコポイントで妻のほしがっていたホームベーカリーを購入した。最近、自宅でパンを焼くのがはやっているらしく、ヨドバシ秋葉原店のホームベーカリー売り場には、夫婦で見に来ている人が大勢いた。価格は性能に応じてピンキリで、パン生地を捏ねて焼くだけのものなら7000円程度で、もうちょっと良いのになると1万5千円ぐらい。お餅がつくれたり、蒸しパンが作れたり、となると2万円を超える。結局、パンを焼く以外には使わないだろうということで、評判のよかったパナソニック製の一番安い機種にした(下のやつ)。
 そしてさっそくパンを焼いてもらったけど、とてもうまい!今まで食べてた食パンは何だったのかと思ってしまう。焼きたてのパンは何もつけなくても、ほんのりと甘く香りがよい。約4時間ほどでおいしい食パンが一斤できる。思ったよりも音は静か。アレンジ次第では、食パン以外にもいろいろなパンができる。これは良い買い物をした。



火曜日, 7月 06, 2010

アジサイWay

 アジサイを見に井の頭線に乗って散歩をして来ました。しかし時期既に遅く、アジサイの見頃は過ぎていました。もう一週間早ければ、紫やピンクに包まれながら吉祥寺から渋谷までの区間を楽しめたのに。がっかりして駒場東大前で下車してキャンパス内を歩いていたら、やっときれいなアジサイを見ることができました。

 それから、正門まえの花壇にはきれなバラがたくさん咲いていました。いつもは脇道からラボに行くので、こんなところにバラの花壇が
あるなんて知らなかった。

 キャンパスの裏門からでて、松濤を抜け、渋谷の素敵なカフェ「マメヒコ」へ(U野さんに教えてもらいました)。ここの珈琲は深入りでおいしいです。下はアイスコーヒー。デザートには、僕はバニラアイス、妻はレアチーズケーキをいただきました。これもおいしい!

 久々の休日らしい休日でした。ウィークデーは鬼のように働き、ウィークエンドは王様のように遊ぶ。めりはりは大事ですな。

土曜日, 7月 03, 2010

書く

 7月になりました。先月のカレンダーを見てみるとビッチリと予定が詰まっていて、なるほど圧迫感があったわけです。そのほとんどは、論文、翻訳、原稿と「書く」に関するものでした。
 論文は投稿までこぎつけたものの、先日、不採用の結果が来たので、また書き直して別のジャーナルの投稿しなくてはなりません。結果的にNatureScienceに振られてしまったけど、準備の過程で自分の主張を批判的に検討できたので、結果として内容は洗練されたと思います。ジェレドも内容を評価してくれたので心強い(同時にデータの少なさも指摘された。これはどうしようもないorz)。彼はチャックの親友で、「銃・病原菌・鉄」の著者(Natureのゲストエディタでもある)。先日のCSD10の発表でも「fascinating!」と言う声が上がった。さて次が本番。満足のいく論文に仕上げて投稿したい。
 ご縁があって、翻訳と原稿の執筆もしていました。いや、まだしています(汗)。自分が「書く」立場になってみると、本屋や図書館に行くのがつらくなります。名訳と迷訳、名作と迷作を目の当たりにすると、自分の表現は他の人にはどう映るのだろうか?と気になるのです。どんな形であれ、自分の表現が書店に並ぶのはやはりうれしいこと。このピンチとチャンスの混合体を逃げずに受け止めて、自分++の糧にしたい。





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