2011年3月に、著者のアンディー・クラーク氏が来日し、東大駒場キャンパスで講演を行った。(残念ながら僕は参加できなかった)しかも、あの大地震の当日にだ。そのときの講演と議論が、この本の付録として収録されいる。そして、池上さんの素晴らしい解説も収録されている。
最終的に、先輩の森本さんと師匠の池上さんが大変な監訳作業を成し遂げ、この「現れる存在」がようやく完成した。東京の書店にはもう並んでいると思う。
身体性認知科学を志す人はにはぜひ読んでほしい本だ。内容は決して優しくないが、研究のヒントが詰まったとても良い本だと思う。僕自身、翻訳を通じて多くのことを勉強させてもらった。
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