土曜日, 3月 28, 2020

完済

 コロナ禍の渦中、できるだけ平常心を保ち、粛々と仕事をしている。それが研究者としてできる最善のことだ。
 昨年末に大型研究予算に挑戦して、書類選考に通って面接には呼ばれたものの、審査員のちんぷんかんぷんな質問にハマり、落とされてしまった(今考えても全然なっとくいかない質問だが、結果的に選ばれなくて良かったとも思う)。失敗は失敗だが、これもまたよい経験になった。チャンスはまた訪れる。
 この申請書を書くために、自分のリーソスをすべてさいて(もちろん「院生の指導以外の」という意味) 取り組んだ。そのため、本の執筆やもろもろの仕事を後回しにせざるを得ず、今年に入ってからは、ずっと締め切りに追われる羽目になった(締め切りを過ぎてしまって、本当にすみません。)
 そして、昨日、全ての重要案件をやり遂げた。 本の執筆2つ、依頼原稿1つ、査読2つ。あたらに引き受けた原稿や細々した仕事はあるが、とりあえず「完済」。ほっとしている。
 これから来年度の講義準備を急ぎ始める。こんな時だからこそ、粛々と。

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