木曜日, 6月 04, 2020

学生のいないキャンパス

 非常事態宣言が明ければ、事態は改善するだろうと期待していたが、一進一退という感じ。日々、学生のほとんどいないキャンパスに通って、黙々と仕事をしてるから、変化に気付きづらいのかもしれないが。
 学部生は登校が禁止されているので、当然いない。院生もリモートワークが推奨されているので、あまりキャンパスでは見かけない。授業も全てオンラインで、課外活動も禁止されているので、そもそも学生が大学に来る理由がないのだ。
 うちの研究室では、「ラボで研究してもいいよ」とは言っているが、ほとんど院生は来ない。間接経費で机や椅子やソファーなどの備品を購入し、過ごしやすいオフィス環境を作ってきたが、徒労だったかと思うとやるせない。院生室で研究するスタイルを諦めて、完全にオンラインをメインに移行するのがベターなのかもしれない。ZoomやSlackの隙間をどう埋めるかがポイントだ。
 院生室でワイワイ議論したり、ランチパーティーをやったり。夏休みにみんなで合宿に行ったり。すべては、古き良き時代の大学院の慣習ということになるのだろうか。
 

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