「あなぐら」にこもったまま2020年が終わろうとしている。見直してみたら3月のブログでコロナの話題を書いていた。「数ヶ月で終息するだろう」などいう楽観的な予測が外れ、まもなくコロナ禍のメリークリスマスである。
去年の今頃とはいろいろなものが変わった。去年の12月といえば、名大の学生たちとNTT-Twitterコンペに優勝して、研究室としても盛り上がっていた。しかし、4月からほぼ研究室の活動はオンラインのみになり、研究室の活動としては去年の今頃ほどの活発さはない。もちろん、学生は彼らなりに頑張ってはいる。こんな状況でも着実に成長した学生もいる。一方で、伸び悩んでいる学生もいる。とにかく、彼らができるだけ研究しやすいようにと頑張ったつもりだ。
今年は講演も原稿執筆もかなりこなした。だからと言って、誰かが褒めてくれるわけでも、お疲れ様と労ってくれるわけでもない。お役に立てればと、粛々とこなした。それでも、講演を熱心に聞いてくれたり、質問がたくさん出たりすると、「報われた」という気分になる。そのために頑張っているようなものだ。
今年は帰省もできない。年明けには色々な締め切りが待っている。少し休んで、ボーっとしたいな。
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