まだ助教だった頃、この時期は国際会議に参加したり、海外の共同研究者のところに長期で行ったりしていた。海外出張となると1週間は家を不在にすることになるのだが、それが研究を頑張った自分へのご褒美でもあった。
高額の旅費を払い、激しい時差ぼけをしてまで海外に行くのだから、なんとか元を取ろうと、学会に参加するモティベーションも高くなるし、研究の打ち合わせにも力が入る。
しかし国際会議もオンラインになって、気軽に学会を離脱できるこの状態だと、なかなかそこまでして会議に出ようという気持ちにならない。自宅にいてオンラインで国際会議に出て、一人時差ぼけ状態になっても、なかなか周囲からは理解されないだろうし(「国際会議参加中」と顔にシールでも貼っておけば良いのか...)。
そして、現在の職場に移ってからは、新しい講義の準備で追われて、とても学会にフル参加する暇がない。大型の研究プロジェクトもやっているので、少なくとも今年度いっぱいはこの状態が続くだろう。講義資料が一通り整えば、来年度からは余裕ができると信じたい。
せめて、IC2S2だけはできるだけ参加したい。2つ研究発表の予定だ。
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