金曜日, 1月 21, 2022

花金に思うこと

  かつて「花金」という言葉があった。「土日は休みなので、飲み明かすぞ~」ということだろう。バブルの響きがする言葉だ。

 大学生の頃はそうだったかもしれない。サークル活動後に、先輩や後輩たちと終電近くまで飲んだり、カラオケで朝までコースをし、翌日は二日酔いで寝て過ごす、なんてことも多々あった。なんて贅沢な時間の使い方なんだ。今の大学生はこんなアホなことはしないだろうし、コロナでそもそもそんなことは無理だ。

 今は土曜に仕事(授業)があるので、金曜の夜は講義の準備に追われ、とても週末を楽しむどころの話ではない。講義資料があったとしても、授業前はある種の緊張感がある。(授業はオンラインなので、終われば通常の土曜に戻れるのは救いだが)

 取材や講演、査読や様々な依頼、これらは授業や研究とは別に、エクストラな時間としてやらなければならないが、もうパンク寸前。今年は研究と執筆の時間を捻出するために、極力断ろうと思っているが、総務省やJST、県知事からの依頼と言われれば、断るわけにもいかない。そして、こちらの都合などお構いなしでやってくる、会議、会議、会議。

 何のために研究者になったのか。自分がやりたいと思う研究がしたい。そういうことだ。

 

 

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