土曜日, 8月 31, 2024

水泳教室

  毎年夏休みになると、立教大学体育会水泳部が水泳教室を開催し、近所の幼稚園や小学校の子供たちが大勢参加する。今年はうちの子供たちも参加し、水泳部のお兄さん先生、お姉さん先生にお世話になった。立教大学のプールの設備はさすがに立派で、水泳部の学生たちもとても親切に指導をしてくれた。こういう大学の社会貢献は素晴らしいなと思った。

 子どもたちは水に入るのを怖がらないだろうかと心配していたが、全然そんなことはなく、毎日楽しそうに水泳教室に通っていた。5日間の練習で、上の子も下の子も蹴伸びができるようになって、賞状をもらい、とても喜んでいた。泳げて損することは一つもないし、きっと泳げることで子供たちの自信にもつながるだろう。

 私が子供の頃は、短距離走は得意だったが、マラソンと水泳が苦手だった。特に泳ぐのは不得意で、泳げてもせいぜい25メールぐらい。私もそろそろサボっていた水泳を再開しないと。

 子供たちの成長、大学の役割について再考した一夏のイベントだった。今年の水泳教室の様子がHPにアップされている。

水曜日, 8月 28, 2024

とりあえず生き延びた

  院試業務、中間審査、学生指導、舞い込む依頼などなど。お盆休み明けの怒涛の仕事ラッシュを何とか乗り切った。「しんどかった」の一言に尽きる。昨年10月、11月に、全く休みが取れずに心も体も壊れかけた経験があるので、今回は要注意だった。今こうしてブログを書いているということは、何とか生き延びたということ。

 先日、日曜にAbema Primeの出演依頼が来て、Zoomで出演した。忙しい合間をぬっての出演で、思うように準備もできなかったので、悔いが残る回答しかできなかった。それで、苦手なものにあえて挑戦するというのは、自分としてはよくやったと評価してあげたい。

 ご興味があれば、こちらをご覧ください。https://abema.tv/video/episode/89-66_s99_p5898

金曜日, 8月 09, 2024

お盆休みの前に

  2024年度前期の講義もゼミも終わり、ようやくお盆休みという小休止が訪れようとしている。このタイミングで、前期は何を成し遂げただろうか、後期は何をしようかということを改めて考えている。

 今年は大学の雑用が増えるか思っていたが、現時点では(もちろん増えてはいるが)そこまでではない。一方で増えたのは、突然依頼が舞い込む責任が重めの仕事だ。定期的にやってくる論文のエディター業務や査読も加えると、大学の仕事というよりはそれ以外が増え、かなりの時間を費やすことになった。自分がお願いする立場になることもあるので、「お互い様」な仕事は引き受けるしかないが。

 授業をやり、勉強会をやり、学生を指導し、研究員と議論し、倫理審査の手続きをし、大型プロジェクトのマネジメントやりつつ、委員会の仕事、講演、取材、執筆、そして副主任業務。ああ、8月中に科研費も書かなくては...。スーパーマンでもない限り、これを回し続けるのは不可能なのではないか。せめて、研究室に助教がいると助かるのだが。

 こうして文章にしてみると、自分のやりたいことを蔑ろにしてきたことを痛感する。研究者が研究をやらなくて何をする。仕事を整理整頓した上で、3Qに賭ける。

水曜日, 8月 07, 2024

酷暑

 このブログを見返して見ても、夏の気温の変化ぶりが感じられる。エアコンがなければ生きていけない状況は、異常としか言いようがない。

 2007年の記事には、「ここのところ猛暑が一段と厳しい。連日昼間は35度近い」という記述がある。35度なんて、今の感覚では「涼しい」ほうだろう。 

「酷暑」という言葉が流行語になったのは、2010年だそうだ。このブログに、2018年に今夏記述がある。「40度近い酷暑とエアコンなしでは眠れない日々が続く。昨日は早く床に着いたせいもあって、ぐらいに目が覚めてしまった。エアコンの風を浴び続けているせいか、体もだるい。」2018年にはすでに、40度近い気温を名古屋で体験していたのか。

 こう暑いと、自覚症状もないまま死に至る危険性もあるとして、熱中症もサイレントキラーと呼ばれることがある。自分たちの代はともかく、子供や孫たちの代には、地球は住めなくなっているのではないかと、心配することしきりである。