金曜日, 8月 09, 2024

お盆休みの前に

  2024年度前期の講義もゼミも終わり、ようやくお盆休みという小休止が訪れようとしている。このタイミングで、前期は何を成し遂げただろうか、後期は何をしようかということを改めて考えている。

 今年は大学の雑用が増えるか思っていたが、現時点では(もちろん増えてはいるが)そこまでではない。一方で増えたのは、突然依頼が舞い込む責任が重めの仕事だ。定期的にやってくる論文のエディター業務や査読も加えると、大学の仕事というよりはそれ以外が増え、かなりの時間を費やすことになった。自分がお願いする立場になることもあるので、「お互い様」な仕事は引き受けるしかないが。

 授業をやり、勉強会をやり、学生を指導し、研究員と議論し、倫理審査の手続きをし、大型プロジェクトのマネジメントやりつつ、委員会の仕事、講演、取材、執筆、そして副主任業務。ああ、8月中に科研費も書かなくては...。スーパーマンでもない限り、これを回し続けるのは不可能なのではないか。せめて、研究室に助教がいると助かるのだが。

 こうして文章にしてみると、自分のやりたいことを蔑ろにしてきたことを痛感する。研究者が研究をやらなくて何をする。仕事を整理整頓した上で、3Qに賭ける。

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