僕は大の猫好きで、道で野良猫を見つけると人目も憚らず、ついつい「にゃん!」と声をかけてしまう。不意を突かれた猫はハッとして、こちらがにゃんにゃん言っていると、声にならないような声でしぶしぶ「にゃ」っと返してくれる。最近は、理研の入り口の守衛さんの横にちょこんと立って日向ぼっこをしている猫が気にいっている。冬にはここに守衛さん用のヒーターがあったから、それいらい習慣になっているのだろう。
さて、最近読んだ新書の中で気に入ったのが、動物写真家、岩合光昭さんの「ネコを撮る」とう本。ファインダー越しに猫たちを見てきたプロの思いが語られている。数年前に、岩合さんの写真展で目にしたことのあるかわいい猫たちの写真も堪能できる。特に僕が好きなのは、p.163に写っているアスワンの少年と猫。お互いの顔が似ている。自分も何度か猫をデジカメでとったことがあるが、構図がしっかりしていて、こんなに生き生きとした写真をとることはできなかった。ネコの写真を撮るコツなども書かれていて、お得な一冊です。
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