SFNの帰りの機内で書いた文章を発掘したので、遅ればせながら載せることにします。
またしても飛行機の機内で文章を書いている。東京-LA間は行きは9時間半、帰りは12時間半かかる。特に帰りは気が抜けているし、早く日本に帰りたいので機内で過ごす時間が長く感じる。
今回のSFN2007とUCLAでの発表とディスカッションは、とても実りのあるものだった。SFNでは文法解析に興味のある人が見に来てくれて白熱した議論になった。うまく説明できたものもあるし、そうでないものもあるが、それなりに研究の宣伝にはなった。
テイラーラボ@UCLAでのセミナーはとても豪華なメンバーで、オーガナイズをしてくれた生態学のアレックス、キンカチョウを研究しているホイットニー、理論言語学者のエド。自分が発表するには理想的なメンバーだった。自分でもまだうまく説明のできない部分をエドが的確に突っ込んできた。エドは、「君の問題提起と結論は十分面白いから、それをディフェンスするにはここを詰めた方が良い」というようなお父さん的意見をくれた。これまで、生物学者と情報理論の人に挟まれ一方的に攻撃されることが多かったので、とてもうれしかった。(そのあと書いたメールには答えてくれなかったが。)これまでセミナーをしたなかで、一番自分の話が通じたのではなかろうか。UCLAのキャンパスはとても大きく、アート作品のあるあたりを散歩して楽しんだ。写真はライス講堂とキャンパス内にいたおデブなリス。パンツをはいるみたいに見える。
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