金曜日, 9月 19, 2008

祝・論文受理!

 7月初めに投稿した論文「Ethological Data Mining: An Automata-based Approach to Extract Behavioral Units and Rules(動物行動学的データからのデータマイニング:オートマトンに基づいた行動単位と行動規則の抽出方法)」の査読結果が来て、minor revise(ちょっとの手直し)で一発受理された(こんなことはまず稀だ)。僕らの論文が掲載されるのはData Mining and Knowledge Discoveryというコンピュータサイエンスの有力な学術誌で、昨年度の評価は以下のようにとても高い。機会学習の分野に限れば、Machine Learningに次ぐ影響力を持つ。
Impact Factor: 2.42 (2007)
Section "Comp. sc., artificial intelligence": Rank 11 of 93
Section "Comp. sc., information systems": Rank 7 of 92
 査読者のコメントはとても好意的で、オリジナリティ、理論と解析の厳密さ、論文構成、いづれもレベルが高いとの評価を頂いた。そして二人の査読者のうちの一人は、なんと僕が発表をした学会会場にいたそうで、確実に研究が進んだことを評価してくれた。こんな偶然もあるんだなあ。大学の授業も始まり、あまりの忙しさのためにすっかりバテ気味だが、この調子で走り続けよう。

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