米国時間の10日午前5時22分、記念すべき100万語目の英単語が生まれる——。英語の単語数を数えているウェブサイト「グローバル・ランゲージ・モニター」が、そんな予想を展開している。気になったので、The Global Language Monitorでその後を調べてみたところ、100万語目の英単語は、"Jai Ho"や"Noob"を抑え、"Web2.0"に決定したそうだ。この話出来過ぎていませんか?コンピュータを使って、出版物やウェブの言葉の使用頻度を調べているらしいけど。周囲の反応は冷ややかだ(例えばこれ)。
確かに、このサイトの運営者のコメントは素直にはいただけないが、手法はまっとうだと思う(ただし、いかさまなく、全てをアルゴリズミックにやっていればの話)。「言語はそもそも数えられない」と原理的なことばかり言って、相手にしない言語学者はどうかと思う。Webの中で、言語が生み出され、使用され、変わって行くのを見ることは、すなわち新しい言語進化の一側面を見ることなので、ちゃんとやれば科学になる。
ちなみに、100万とんで1番目の新英単語は、"Financial Tsunami"で、現在、The Global Language Monitorのカウンターは、100万とんで73番目になっている(2009.6.15 22:20 WT現在)。
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